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人類が二足歩行を始めた瞬間から、つらい肩こりの悩みを抱えるようになったと言われています。
なぜなら重い頭を細い首で支える必要があり、たとえどのような大勢をとったとしても、肩や首には常に負荷がかかっている状態を強いられています。
楽しい食事をしている最中も、お酒を飲んだり本を読んでいる時もその負荷はお構いなしにかかり続け、首や肩の筋肉は、いつしか硬く強張り、それでも頭を必死で支える必要があるのです。
そのため肩は常に疲労を引き起こした状態となりますので、当然つらい肩こりの症状となって現れます。
ですからその日の疲労はその日のうちで解消してあげる必要があります。
もっとも簡単に行える方法としては、横になって体全体を安静にする事となります。
横になることで、首にかかっている頭の重さから首を解放してあげる事が出来ますので、全身の力を抜いて横になることがオススメです。
人は1日の3分の１は寝ていると言われています。
睡眠時間をより有効に活用し、首や肩の筋肉の疲労を取り除くように心がけましょう。
十分な睡眠と、体のリラックス効果を高める為には、まず自分の体形にあった枕を選ぶ必要があります。
肩こりを改善する枕の選び方の最も重要なポイントは、頭をのせるための枕という発想から切り替えなければなりません。
首の骨というのは、わずかに突き出したわん曲をしています。
首の流れに合わせた枕を選ぶ事が重要で、枕を頭の下に入れるのではなく、首の隙間を埋めるような感覚で使用しましょう。
極端に柔らかすぎる枕や硬すぎる枕、頭のサイズよりも大きく、高い枕などはオススメではありません。
肩こり改善が、期待できる睡眠に適している枕は、そばがらで作られた枕などがオススメで、直径が８ｃｍから９ｃｍ、幅が肩幅よりも２ｃｍ程、大きめで円筒形のものが良いでしょう。
さらに寝具を選ぶ場合は、ある程度は固めのタイプを選びマットレスや布団はおしりと背中が沈みすぎない程度の硬さのものを使用しましょう。
あまりにも柔らかすぎると、背骨や首の骨の自然なカーブを上手にキープできなくなりますので、首の痛みや背中の痛みの原因になる可能性があります。
就寝時には、できるだけ体を冷やさないに注意をし、体を温める事も肩こりを引き起こさないためのポイントとなります。
自分にあった寝具を選ぶことで、1日の疲労を完全に回復できますのでつらい肩こりの症状が改善され、すっきりとした目覚めを体験できると思います。