うつ病は精神病の一種であるとか、なかにはうつ病と精神病は同じだと認識されている方も
いるようです。
うつ病と精神病との違いには一体どういう事があるのでしょう。
まず、精神病とはいっても、これはとても曖昧な病気なのです。
脳に原因がある場合にも、原因がわからない心の病気も、また、幻覚や妄想が出る病気も、
全て精神病とされることがあるからです。
一応現在の精神医学では、一般的に「統合失調症」と「双極性障害(躁うつ病)」が精神病に
分類されています。
うつ病は精神疾患である事に変わりはないのですが、精神病とは違って、
「精神障害」になります。
神経症や心身症、人格障害等も精神障害に適用されることになります。
難しいのは、患者さんがうつ病か精神病かの判断です。
うつ病であったとしても精神病に当てはまるような症状がみられる場合があるからです。
その反対もあります。
特に、精神病の初期の段階では、うつ病のような症状がみられる事が多いのです。
最初のうちは、うつ病か精神病かの診断基準は、本人の自覚無しに強い妄想があらわれ、
それが一定期間続くかどうかで判断されます。
しかし、この判断は専門医でもかなり困難だといわれています。
うつ病の症状に当てはまるものを感じたら早めに専門医を受診するようにして下さい。
うつ病か精神病かで、治療の方法も異なってきますので、専門医に診断してもらいましょう。
決して自己判断をしないで、専門医による適切な処置を受けるようにされて下さい。