ある時からいきなりパフォーマンスが発揮できない。
頭で思っている動きが、体で表現できない。
それを、「スランプ」と呼ぶ…のかな?
スランプは誰にでも起こりうる現象。
今回は、そんなスランプのお話。
もちろん、
足が抜ける症状でお困りの陸上選手にも関係するし、
コントロールがいきなり悪くなった野球選手にも、
急にバッティングが悪くなったバッターも、
点を取れなくなったサッカー選手も、
競艇選手も、バスケ選手もバレー選手も、
いろいろなスポーツ選手に共通することです。
スランプは、メンタルが関係しているとよく言われます。
もちろんそれもあるとは思います。
でも私は、
思った通りの動きができないからメンタルが落ちていくほうが多いと思う。
だから、その思った通りの動きを取り戻すことが出来れば、スランプから脱出できるし、もちろんメンテナンス次第でスランプになることはなくなる…のではないだろうか。
あえて言葉を濁してるのは、科学的な確証がないから。
エビデンスはあるのか!
とエビデンス主義者に言われてしまうので、いち個人の考えとして聞いてもらえればと思います。
思った通りに身体が動かないとはどういうことか。
まず、知っておいてもらいたいことは、
【身体の動きは身体だけで
起こっているわけではない】
ということ。
例えば、
うーん…
目をつぶって床と水平になるように肩の高さまで両手を伸ばしてあげてください。
多くの方が、右が高くなったり、左が高くなったり、右が全然上がってなかったり…
左右差があるかと思います。
何故、同じようにあげてる「つもり」なのに、こんなにも差が出るんでしょう?
実は、この「つもり」の表すところが大きな問題なんです。
ほとんどの方は、自分の手が自分の思い通りに動いていると勘違いしています。
ここがキーポイント。
自分の手は、思った以上に自分の思い通りに動いていないから、水平に手があがらないということにきちんと目を向けてください。
からだドックには、プロ野球選手や実業団の陸上選手、競艇選手、プロサッカー選手が身体のメンテナンスに来ていますが、そんなプロの世界で活躍する選手でも、いきなりパタッと結果を出せなくなります。
そんな時に身体が思った通りに動いているか確認してみると、思ってた以上にズレがあることが良くあります。
これは何が起こっているのでしょうか?
それを考えるためには、
動き(筋骨格系など)に着目するのではなく、
感覚に着目する必要があると思います。
では、何故感覚なんでしょうか。
それは、
動物は、感覚を得るために動いているからです。
あっ!
再度念押ししておきますが、からだドック代表西山の自論です。
納得してもらえる選手がいたら、きっとお役に立てると思いますので、早めの連絡お待ちしてます。
感覚って、
意識される感覚と意識されない感覚とがあるのは知っていますか?
触った感覚やどれくらい動いてるか、どこに手があるかとか。これは意識できますよね。
大切なのは、意識されない感覚。
筋や腱、関節包などがどれくらい伸ばされたかとかどれくらい縮んだかとか。
これは意識しようにもできません。
解剖学的にそうなってるから仕方ないです。
だから、それを自分1人の力でどうにか出来るものではないと思います。
もちろん時間をかければ、自分でも大丈夫だと思います。
でも、プロの選手は時間が命。
結果を出せなければ…。
だから、早めにメンテナンスに来ていただいています。
この「感覚」に対するアプローチが、
「スランプ」と言われる、
身体を思った通りに動かせないという現象に有効なんです。
もし、なんかわからないけど、
身体が動かせない。
結果を出せない。
思った通りに動いていない。
など、パフォーマンスが落ちたと感じるアスリートの方は、1度からだドックへご相談ください。
【感覚】が、キーワードです。
info@karada-dock.com
からだドック代表 理学療法士西山祐二朗