下部肋骨とダイエット。

何が関係しているか・・・。

下部肋骨に付いている筋肉・・・

横隔膜

わからない方はYOUTUBEからどうぞ。

この横隔膜の収縮、弛緩の繰り返しが大切なんです。


そこで、みなさんに知っていてほしいことがあります。

筋肉が一番働きやすい時ってどんなときか?

例えば、肘を曲げる上腕二頭筋で考えてみると、

①肘を伸ばしきっている状態

②肘を90度に曲げている状態

③肘を最大限曲げている状態


どれが一番筋力が発揮しやすいでしょう?

ボディビルダーのポーズで分かるように・・・

ボディビル

一番筋肉が発揮しやすい場所・・・

それは、

②の肘を90度近く曲げた状態

要するに、関節の角度が中間位

この位置が、生理学的にも運動学的にも力が発揮しやすいのです。

ということは、

横隔膜で考えてみると・・・

息を吸うときに横隔膜が収縮して下に開きいて、肺に空気を送る。

息を吐くときに横隔膜が弛緩して上へ戻り、息を肺から外へ出す。

横隔膜を正しく使うためには、

下部肋骨を正しい位置に保持しておかないといけません。

その役割をしているのが、肋間筋腹斜筋などの腹筋群です。

肋間筋

写真の右側の肋骨の間にある筋肉が、肋間筋。

腹直筋の隣にあるのが、腹斜筋。

これらの筋肉が正しく動くことで、

下部肋骨が安定し

横隔膜が正常に働くのです。

ブラジャーをしている女性は

この下部肋骨の動きを止めてしまうことで、

肋間筋の収縮がなくなり

腹筋群が働きにくくなっているのではないかと考えられます。

だから、お腹周りに脂肪がつきやすい。

そして、腰に力が入りやすく、腰痛にもなりやすい。

女性って大変ですね・・・。

では、どうしたらいいのか?

それを次回UPしますね☆

理学療法士 西山祐二朗



読者登録してねアメンバー募集中