なぜダイエットが成功しないのか~vol.2~

前回は筋肉の種類のお話をしました。

見ていない方は、こちらからご覧下さい★

今回は、

筋肉の収縮の種類のお話です。

筋肉の収縮の種類とは・・・

3つあります!!

求心性

等尺性

遠心性

医療系の言葉って難しいですよね・・・。

簡単に言うと、

筋肉の長さがどうなっているのか?

短くなりながら収縮する・・・求心性

同じ長さで収縮する・・・等尺性

長くなりながら収縮する・・・遠心性

具体例でお話すると、

力こぶで有名な上腕二頭筋の場合・・・

肘を曲げる働きがあります。

ペットボトルや本など重いものを持ったまま肘を曲げてみる。

肘が曲がるということは、

上腕二頭筋の長さが・・・

短くなってますよね?

短くなって行き場をなくしてしまったので、盛り上がるんです。
(極端にお話していますのでご了承を・・・。)

これが、求心性

一般的な筋トレは、この運動です。

次に、

本棚や机など重くて動きそうにない物を持ち上げようとしてください。

肘の角度が変わらない・・

でも、上腕二頭筋には力が入ってますよね?

これが、尺(長さ)が等しい状態で筋肉が収縮しているので、

等尺性

3つ目が重要で、

本やペットボトルなど持てる重さの物をもっていただき、

肘を曲げた状態からゆっくりと肘を伸ばしていきます。

ゆっくりと・・・

30秒かけてゆっくりと・・・。

肘が伸びているけど、上腕二頭筋の筋肉を使っていることがわかりますか?

肘を曲げる作用の筋肉が、肘を伸ばす作用にも働く。

肘が伸びるということは、

上腕二頭筋も伸びながら収縮している。

これが、遠心性

遠心性が重要なんです。

ゆっくりと動くと聞いて思いつくもの。

太極拳スロトレといわれている運動は、この類。

一番筋力を使う動きなんです。

日常動作で言うと、

階段昇降

上りよりも下りのほうがきついと言われているのはご存知ですか?

下りは膝を伸ばすための太ももの筋肉を収縮させながら、膝を曲げていくんです。

これも遠心性

ちなみに、

下りが楽だという方は、筋肉を使っていない証拠。

将来関節を痛める恐れがあるので、ご注意を!!

この遠心性の動きというのが、理学療法士の中では大切とされているのですが、

その方法がまだあまり、世の中に出回っていません。

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理学療法士 西山祐二朗




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