今回はきちんとした運動について・・・。

再度言いますが、腕を曲げる動作は、基本的に筋肉を使うことでしか曲がらないのです。

なぜか?

肘を曲げるということは、重力に逆らう行動だからです。

重力に逆らう動作は、筋肉の力を借りなければ動かない。

では・・・重力に従う動作とはなんでしょう?

とりあえず、

立ってでも座ってでも仰向けでもいいので、肘を曲げてみてください。
(うつ伏せだけはやめてくださいね。)


その状態から、力を抜いてみてください。


肘が勝手に伸びたでしょ?


でもそれって、肘を伸ばす筋肉を使ったわけではないのです。


重力の力を借りただけ。


それだと、肘を伸ばす筋肉を使っていないので、運動とは呼べないのです。


では次に、肘を曲げた状態からゆっくりと伸ばしてみてください。
(わかりやすくするために、反対の手で伸びないように抵抗をかけてみてもいいですよ。)

その状態が、肘を伸ばす筋肉(上腕三頭筋など)を使いながらの肘を伸ばす運動なんです。

ふりそでの部分の筋肉が収縮してるのがわかりますか?


これが、あまり知られていない大きなポイント。


重力に従うだけ(力を抜くだけ)で運動が起こるような場所には、脂肪がつきやすい

他には、足を後ろに蹴る動作膝を曲げる動作って日常的には行わないでしょ?

歩いているときでさえ、足を前にあげることは意識できるけど、あげた足を下ろすときは重力に従っておろすでしょ?そこに筋肉の活動はに等しいのです。



だからお尻(股関節を伸ばす筋肉)や太ももの裏側(膝を曲げる筋肉)には脂肪がつきやすいのです。



簡単に説明するとこんな感じ。


目の届かない後ろ側の筋肉は意識がいきにくい。
       ↓
意識がいかないから筋肉を使わずに重力に任せてしまう。
       ↓
筋肉を使っていないので、脂肪がついてしまう。


というわけ。

やり方は次回ですかね★

理学療法士 西山祐二朗

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