さあ・・・

答えが気になると思いますので、まずは前回の質問の答えです。

・・・

・・・・・・・

ズバリ2番です!!

多くの方が1番と答えてしまいがちなんですが・・・。

コルセットは、何を保障するために装着すると思いますか?


・・・

そうです!

筋肉」 の代わりなんです。

ということは・・・

コルセットをつけている間は、コルセットで覆われている部分の腹筋や背筋は使用されないことになります。


するとどんなことが起こるでしょう?



筋肉は、働く機会を失うと一週間で3~7%(様々な研究がありはっきりしていませんが・・・)も萎縮(筋肉が細くなること)してしまうんです!!!

ですので、できるだけコルセットは外していかなければ、あっという間に身体の大切な腹筋や背筋が使えなくなってしまうのです。

そのことは理学療法士の世界では通説として知られています。



以前、矯正下着を装着している24歳の女性の腹筋と背筋を触る機会がありました。。。

その時のショックは忘れられません・・・

確かに見た目は細いです・・・

スタイルもよく見えます・・・

モデルのようにスラッとしてます・・・



だけど・・・


それは、周りから見た目だけを矯正しただけのこと。



中国の纏足(てんそく)をご存知ですか?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BA%8F%E8%B6%B3
纏足(生まれた時に包帯を巻きつけて足を小さくするらしい・・・)
youzeroのブログ




また、ウエストが世界一細い女性をご存知ですか?
世界一細いウエスト
youzeroのブログ



人間の体は、環境にものすごく敏感に反応するようにできてます。

ですので、足もウエストも姿勢も周りから形作ることなんてたやすいことなのです。

ですが・・・それは本来の形ではないため、必ずどこかに不都合が生まれてきます。



先ほどの24歳の矯正下着を4~5年装着されている女性ですが、

腹筋がまったくと言っていいほど使えない状態にまで萎縮していました。

筋肉はゴムのようなもので、ある程度の緊張がないと機能的に使うことが出来ません。


その女性の矯正下着を着けていた部分の腹筋はというと・・・

ペラッペラで弾力もありませんでした・・・

90歳のおじいちゃんおばあちゃんよりも薄かったです・・・


案の定その女性は、肩こりや頭痛、腰痛にずっと悩まされているとのことでした。


それはそうですよね・・・


本来であれば、重たい頭と両腕と肋骨の重さを腹筋は風船のような役割で骨盤と肋骨を連結させ、ショックを吸収したり重さを支えたりしています。


その腹筋が使えないということは、その重みがダイレクトに腰にかかり腰痛となり・・・

骨盤と肋骨を連結できず各々で別々に動くことで、肩や首に負担がかかり、肩こりや頭痛に・・・


そうなることは、理学療法士からすると当たり前の事なんです。

でもその知識が、広く知れ渡ってはいないこの事実・・・。

今の日本の女性の将来は危険です!!!

少しでも多くの女性を救いたい!!!

そんな「からだドック」をこれからも宜しくお願いします。

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