$夢、そして音-もみじ

一般には拒食症とも言われるこの病気

1970年代に夢中で聞いていたカーペンターズ。

ボーカルのカレンがこの病で

亡くなったのが1983年のことです。



カレンは不動産業者のバリスとの結婚式を

ビバリーヒルズ・ホテルのクリスタル・ルームで盛大に行った。

1980年の8月31日に挙げられたこのセレモニーの中で、

カレンは翌年に「タッチ・ミー」のカップリングとしてリリースされる、

リチャードとベティスが書き下ろした楽曲

「ウエディング・ソング」を披露している。

だが、結婚してから1年ほどの間に、

彼女の容姿は変わり果てていった。

『メイド・イン・アメリカ』の販売促進用に制作されたビデオで

窺えるその姿は、

もはや彼女が重病人であったことを裏付けるのに

十分な証拠といえるものであった。

カレンとバリスの結婚生活は惨憺たるものであり、

彼らは1981年の終わりには別居する。

1982年、カレンは障害の診療を受けるためニューヨークの著名な

心理セラピスト、スティーブン・レベンクロンを訪ね、

この年の11月には仕事に復帰して離婚手続きを完了するために

カリフォルニアへ戻った。

カレンの甲状腺は通常のものであったが、

新陳代謝を加速するために甲状腺の薬を

通常の10倍服用していることが分かった。

これに加えて大量の下剤(日に90錠から100錠)を

服用していたことが、彼女の心臓を弱める原因となった。

1983年の2月4日の朝、

カレンはダウニーの両親の家で心肺停止状態に陥って

ダウニー・コミュニティ病院に運ばれるが、

それから20分後に死亡が確認された。

彼女はその日、離婚届へ署名するつもりであったという。


10年の間に栄光と挫折を経験したカレンは

音楽の世界だけではなく

はからずも、拒食症という、いままで

知られていない病気を

一般のものにする役にたったのです。

カレンの死後、

摂食障害を持つ多くの人が

病院などで診察や相談するようになってきました。


この神経性無食欲症(AN)は、

日本の源氏物語にもそのお話が有るのですね。

「宇治の大君は、没落した宮家の姫君であり、
経済的基盤のある身内がいない。
大君の父の宇治八の宮は主人公の薫に娘である二人の
姫君の後見(結婚のこと)を託して死亡する。
結婚したくない大君は代わりに妹の中君を薫に娶せようとするが、
中君は次の東宮と目される匂宮と結婚してしまう。
しかし、正妻になる社会的地位を有さない
中君と匂宮との結婚生活が苦渋に満ちたものであると
思い込んだ大君は、
自分が薫と結婚しても同じことになると悟り、
ANに罹って衰弱死するのである。」(源氏物語 宇治十帖)

治療は他の病気と違い、

体重増加のみを治療目的とすべきではない。

「とにかく食べろ」といった強硬な姿勢を

家族や治療者が見せることは、

通常逆効果となる。

長い間ANと戦っている患者にとって、

食物を食べること自体が大変な苦痛・

恐怖につながるためである。

また体重増加以外にも、患者の主体性を重視し、

人間としての成熟、対人関係の充実、

実生活での適応などを援助することが重要だからである。

以上のように、適切な医師-患者関係、

家族-患者関係を築くことが最も大切である。(wikiより)



音譜今日のお歌

Carepnters 「 Rainy days and mondays 」



食べることを戦いにしている人が居る

 気づいて欲しいと思う人はきっと居る筈宝石緑