この頃はバブルだったのもあって夜中に短編のよいドラマがたくさんオンエアされており、それらをチェックしつつ夜ふかしするのも楽しみだったですねー。
これは「東京ストーリーズ」というシリーズだったようなのだけど、ザッピング途中に偶然発見したのでそこまで詳細は当時知らなかったのよ。水沢螢さんと水島かおりさんをオンエアでBETAに録ってあって、でも電波状況が悪く録画の画像がひどかったから、最近になってDVDでも出てないのかなと調べたらなんと！当時VHSのソフトが発売されてた！もちろん今はもう売ってないから中古で買ったのですね。
そのソフト版に私が未見の、北岡夢子さんと裕木奈江さんのドラマが入っていて、それがまためっちゃいいのですよ。特に北岡夢子さんのお芝居が上手くてびっくり。もちろん裕木奈江さんは安定の裕木奈江さんですから。これはシリーズ随一の名作じゃないのかなと思ったな。
当時ちょうど平成になって80年代と90年代の境目から時代が新しくなっていく頃だけど、まさにそんな新しい芝居感覚が、この二人にはあった。
当時は知らなかったんですけど、水島かおりさんのは最終回だったんだね。1年間も放送されてたようです。まる1年も経つと時代も変わってしまいます。90年代の私も、このあと変わっていきます。誰もいなくなった部屋と、変わっていく自分自身のリアルとのリンクが切なかった。
水沢螢さんのやつはVHSには収録されていません。当時のビデオ録画からそのままのキャプです。
おちゃらけさえなければ逸材な方だったと思います。もったいなかった。
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