殴られても殴られても諦めないアグレッシブなファイトスタイルがGP決勝トーナメントへの切符を与えた。
試合を決めたのは劣勢も劣勢のさなか、グッドリッチの猛攻の最中に出した1発の拳だった。確実にグッドリッチの顎を捉え失神KO勝ち★
ラスベガス大会というのは会場の雰囲気が独特の雰囲気があるであろう場所。
いい試合をすれば観客が拍手を惜しみなくくれる場所(たぶん賭けに勝ったお客だろうが 笑)
王者シュルトの同門という事で、史上初同門対決も今後トーナメントではありうるかも!?
マニアの集まるラスベガス大会を、しかも来年の覇者を失神させた男から今後目を離せない!!!
記事投稿:マノメ
▼ディ・ファイウストの試合後のコメント
Q.自分が決勝に進むことは、前からわかっていたのですか?
いや。準決勝に負けたあと、もうすでに着替えも済ませていたし、決勝を戦うということは開始2分前くらいに知りました。
Q.そのような状況で試合に出るのは、非常に難しかったのでは?
そんなことはありません。自分には失うものは何もなかったし。正直、準決勝に負けたあとは、とっても落胆していました。自分は、カーター・ウィリアムスの動きがきちんと見えていたのにうまく対応できず、やるべきことができずに負けてしまいましたから。でも決勝戦では、トレーナーの指導通りに戦えたので、とても満足しています。
Q.決勝戦では、ポイントでリードしていたグッドリッジが、最後まで向かってきたことに驚いたのでは?
いや、そこは、グッドリッジですから。彼はポイントで勝つことを望むタイプではないし、距離を保って戦うタイプでもない。最後までKOを狙いに来る……彼はそういう男です。
Q.今大会直前(1週間前)に、車で時速160キロで走っている状況から事故にあったと聞きました。それでも無事で、今回優勝を果たした。運命的なものを感じますか?
もっと速かった。時速210キロくらいでした。車は事故で大破したのに、自分は傷ひとつ負わなかった。そこで僕は「そうか……これはこういう運命だったのだ」と思いました。そしてその気持ちのままに大会に入ることができたのです。
Q.あれだけ殴ったのに、相手が倒れなかったことにイライラしませんでしたか?
それはありませんでした。結局は、体重差の問題です。大概の対戦相手は自分より重いということは知っていたので、大会前から、可能な限り手数を出して相手を殴っていくという作戦を立てていました。
Q.決勝を戦うことが突然決まったのに、そのわりには冷静に戦えていたと思いますが?
先にも言いましたが、決勝を戦うことを知らされたとき、「これも運命なのだ」と思いました。そこで神に感謝し、全てに身を任せた。その結果が、今この場にいるということです。
Q.準決勝で負けながら決勝に進み、そして下馬評が高くなかったのに優勝できた。ラスベガスはあなたにとってラッキーな場所でしょうか?
それはそうだと思いますし、運命だという気持ちもあります。ただ、厳しいトレーニングを積んできたし、トレーナーたちは非常にいい仕事をしてくれた。ダウンを2回も喫しながら逆転できる体力があるのも、トレーナーのおかげです。本当に感謝してます。
まずはこの大会の優勝で、東京で行われるワールドGP決勝戦への扉が開けたと思います。去年の8月にもラスベガスで試合をしたときは今ひとつだったのだが、今回、このような結果が残せたことを嬉しく思います。
Q.最後KOを狙いにいったのは、それしか逆転のチャンスがないということで作戦を変えたのですか?
いえ、最初から自分が勝つにはKOしかないと思っていました。自分はまだ知名度が低いので、判定になればグッドリッジに部があることはわかっていましたので。
Q.優勝賞金で、新しい車を買いますか?
いえ(苦笑) ちゃんと保険に入っているし、自分には非が無いので新しい車はどのみち手に入ります。それより、みんなでこの勝利を祝いますよ。
Q.この大逆転劇は、日本のファンに大きな印象を残したと思いますが、何かファンにコメントを。
これからもどんどん、素晴らしい試合をすることを約束します。これまでに見たことがないようなファイトをお見せしますよ!
日付 (土・現地時間)
開始 19:00(日本時間30日12:00~)
会場 米国・ラスベガス ミラージュホテル グランドボールルーム
▼オープニングファイト USAGP リザーブファイト 3分3R延長1R
×パトリック・バリー(米国)
○アレキサンダー・ピチュクノフ(ロシア)
3R 判定1-2(28-29,28-29,29-28)
▼第1試合 USAGP トーナメント準々決勝 3分3R延長1R
○ゲーリー・グッドリッジ(トリニダード・トバゴ)
謙吾(日本)
1R 0分40秒 KO
▼第2試合 USAGP トーナメント準々決勝 3分3R延長1R
○スコット・ライティ
(米国/ザ・ピット )
×デューウィー・クーパー(米国)
3R 判定3-0(29-28,29-28,29-28)
▼第3試合 USAGP トーナメント準々決勝 3分3R延長1R
×藤本 祐介
(日本/MONSTER FACTORY)
○カーター・ウィリアムス(米国)
3R 判定0-3 (26-30,27-29,27-29)
▼第4試合 USAGP トーナメント準々決勝 3分3R延長1R
○ハリッド“ディ・ファウスト”(ドイツ)
×ショーン・オヘア(米国)
1R 0分23秒 KO
▼第5試合 スーパーファイト 3分3R延長1R
×ステファン“ブリッツ”レコ(ドイツ)
○ルスラン・カラエフ(ロシア/マルプロジム)
3R 判定0-3 (27-29,27-29,27-28)
▼第6試合 USAGP トーナメント準決勝 3分3R延長1R
○ゲーリー・グッドリッジ
×7スコット・ライティ
1R 0分34秒 KO
▼第7試合 USAGP トーナメント準決勝 3分3R延長1R
○カーター・ウィリアムス ○
×ハリッド“ディ・ファウスト”
3R 判定2-1
▼第8試合 スーパーファイト 3分3R延長1R
○セーム・シュルト(オランダ/正道会館)
武蔵(日本/正道会館)
3R 判定3-0
▼セミファイナル スーパーファイト 3分3R延長1R
○チェ・ホンマン(韓国/フリー)
×ザ・プレデター(米国/UPW)
3R 判定3-0
▼メーンイベント USAGP トーナメント決勝戦 3分3R延長1R
×ゲーリー・グッドリッジ
○ ハリッド“ディ・ファウスト”
3R KO
※カーター・ウィリアムスが右足骨折の疑いがあり欠場・準決勝で戦ったハリッド“ディ・ファウスト”が繰上げで決勝進出しそのまま優勝


