『銃声とタンゴ』のおすすめと見所 | カキューンの野望

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KaQのブログです。
イベント・舞台等の開催情報や出演情報などなど。

とてもとても久しぶりにブログを書きます!!!

しばらく全然書けてなくて、、、

なんでしょうね、物を書くっていうのも体力とはまた違ったエネルギーが必要な気がします。

しばらくそれをどこかで使っていたような。

 

さてさて、

今日わたくしは駒込でリハをしていました。

来週の土日に駒込のタンゴスタジオリトモでタンゴショーがあるからなんですが、

 

 

手前味噌ながら、

リハをやっていてとても内容が素晴らしいので

ちょっと書き連ねてみたくなりました。

いくつもあります(笑)

 

・なんと照明付き

・音楽が素晴らしい、タンゴをもっと好きになれる

・タンゴを踊ったことがない人でも楽しめる

・振付が素晴らしい

・3人しかキャストがいないのに内容がとても工夫されている

・再演だけど2曲も増えて最後の〆の曲まで変わってる

・Yuriちゃんがいろんな意味で頑張っている

・ワタクシがカッコいい

 

 

もうちょっと詳しく書いていきますね。

 

◆なんと照明付き!!!

駒込リトモに行ったことある方ならわかると思うのですが、

あの場所にあれだけの照明システム入れるのって、

なんていうか趣味の極みだと思うんですよね。

スタジオ公演なのに暗転もあってシーンの転換もちゃんとできていて、

照明の力の偉大さを感じるのですが、、、

それに加えて音楽に合わせて自動で照明を切り替えることのできる

DMXソフトを導入しまして(これホント趣味の極みだとry)

プログラミング通りに照明が切り替わるのでもう完璧なわけです。

ちゃんとクライマックスに合わせて照明だけでもチケット代の価値があります。

 

◆音楽が素晴らしい♪

『タンゴ』という音楽はその歴史的な厚みをもってしても、

情感豊かな旋律のあふれる音楽性も本当に素晴らしいと思うのですが、

それだけじゃなくてタンゴの音楽にいつも通奏低音として流れるストーリー性みたいなものがあります。

それが実際のストーリーを通して見ることによって、さらに『タンゴ』という音楽がぐっと迫ってきます。

これはミロンガでのデモではきっと味わえない。

使われている曲は有名どころです、デモ用に有名ではなくてもっとタンゴのスタンダードナンバー、

でもこうやってストーリーの中に組み込まれてみてみるともう一つ、

何度も聞いたあの曲の良さがひしひしと伝わってくると言うか。

実は、今日のリハで自分が関わってないシーンで丸々一曲増えているのを初めて知ったのですが(笑)、

そのシーンに使われる曲はガルデルで有名なアレなんです。

何度も何度も聞いたことある。

でも今日、

初めてそのシーンを見てみて「なんていい曲なんだぁ」ってなりました。

さすが、映画に使われていただけのことはありますね♪

 

◆タンゴを踊ったことがない人でも楽しめる

タンゴショーなんです、キャストがいてストーリーがあって時代設定があって。

だからタンゴを見たことがない人でも楽しめる上に、

タンゴを知らない人でも絶対聞いたことがある例の曲が入っているので楽しめます。

断言できます。

タンゴを誰かに薦めたい時に、でもミロンガに連れて行ってデモを見せるのは、

ちょっと難しいよね、と常々思っていたのですが、

この内容なら誰でも見られます、子供でも。

だからタンゴを誰かにオススメしたい人は一緒に観に来ていただけたらいいです。

 

◆振付が素晴らしい!

『銃声とタンゴ』振付は、Shuheiオリジナルかまたは2人が師事するJonny&Ruiの振付です。

それがどれも素晴らしい。

昨年からの群舞でJonnyの振付に直に触れたけど彼のエモーショナルな振付が、

今まで以上にShuhei&Yuriのタンゴを艶っぽくしています。

そして自分が踊るシーンはだいたいShuheiのオリジナル振付!

そう!今回は完全にダンサーとしてだけ入っているので、

こうやってブログを書き連ねられるくらい客観的だし余裕があるんですね、ワタクシ。

Shuhei振付の特徴はやっぱり演出が効いている、というかショー仕立てというか。

工夫がナンバーごとに凝らされていて、素直に感心してしまいます。

いろんなところで踊っている、Yuriと帽子を取り合う『Milongueando en el 40』

『銃声とタンゴ』バージョンではちょっと変わっているのですが、

最高ですよ、このナンバー♪

笑顔で見れます、笑顔で気軽に見ることができるタンゴが少ないのは、

タンゴをやっている皆様はご存知のはず!

冒頭から従来のタンゴとは違った色をハッキリと見せてくれます。

 

◆3人しかキャストがいないのに内容がとても工夫されている

3人しかいないんです!最初話聞いたときはそれでうまくいくかな?

とちょっとだけ不安でしたが、

杞憂でした!

とてもうまくいってます。

1回目のときにちょっと言葉足らずだったようなシーンも、

曲数が増えたりなんだりでよりスッキリ入ってくるようになってます。

そこは演出家・山岡周平のアイデアがキラリと光るところですね。

 

◆再演だけど2曲も増えて〆の曲まで変わっている

〆の曲、今日のリハーサル見てたら、、、

変わってたんですよね~~~!

え?!知らんし。

ってなりません?普通。

そして自分も一曲出番が増えてます。

ちょっと増えるよ、って言われて気づいたら丸々一曲増えてました。

つまり、何が言いたいかと言うと、

再演だけど初演を見た人も見に来たほうがいいよ!

ってことなんです。

 

◆Yuriちゃんがいろんな意味で頑張っている

ワタクシ1曲増えましたが、Yuriちゃんと踊ります。

今回男タンゴとして踊るのは1曲しか無いのです。

ということはShuheixYuriかKaQxYuriのカップリングばっかりというわけで、

実はYuriちゃんは出ずっぱり!

いつも飄々としているし「糟糠の妻」ってな感じでShuheiを立てていますが、

『銃声とタンゴ』のMVPはどう考えてもYuriちゃん!

しかも台詞があって芝居もあります。

未経験なことに挑戦しつつたくさん踊って、

子育てもしながらで、でも前向きで本当に強い人だな~と思います。

 

◆ワタクシがカッコイイ

最後は自分の自慢をちょっとだけ。

カッコイイですよ?KaQ。

白スーツ着ちゃうし。

これみんな観に来るしか無いですね。

 

 

そんなわけで、

告知がてら書き連ねてみました。

リハはいつも楽しく、最近歩けるようになって機動力が増した陸ちゃんが、

小道具の帽子をかぶったりしてるのが超絶可愛かったりもします。

なんていうか、

Shuhei&Yuriの人柄がとても溢れた舞台だと思うので、

気になる方ぜひ観に来てくださいね♪