◆KaQのタンゴへの道 「狭い所で広がる想像力」~タンゲーラメルマガより~ | カキューンの野望

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◆3月24日(土)
StudioENTRADA第一回発表会『Vamos!』
@豊洲シビックセンター5Fホール


◆4月28日(土)
『Tamgo el Viento』
@豊洲シビックセンター5Fホール
若手タンゴダンサーで作る新しいタンゴの風


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◆KaQのタンゴへの道 「狭い所で広がる想像力」
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タンゴは毎日踊っていても日々新しい発見がありますが、
自分が今でも強烈に覚えている気づきのタイミングがいくつかあります。
そのうちの一つ。
タンゲーラのミロンガへのお客様が50名を超えたフロアで踊っていた時です。
前も後ろも、右も左も進めない。
空いた隙間に飛び込んで少しずつ進んでいくしか無い。
そんなミロンガが、まだスタッフを始めて1年しないくらいの頃にあったのですが、
足で進めない時に人間はどうするか。
身体が想像力を働かせて、他の部分でなんとかしようとしてくれるんですね。
右側に隙間ができたときに、腕でも足でもなくて、
胸のリードで相手を運んだ時、

「リードは胸から」

の意味が初めてわかるようになりました。
踊ろう踊ろうとしているとついつい忘れがちですが、
タンゴは2人のアブラッソの中で踊るもの。
混んでるミロンガで、本当に狭くしか踊れない時に、
身体の動きの幅が大きく広がっていくのだと思います。
今TOKYOには様々なミロンガがありますが、
そのミロンガでしか学べないこと、きっとたくさんあるでしょうね。

スムーズにカミナータで進めるようになったら、
ぜひ人がぎゅうぎゅうのミロンガで狭く踊ってみるのもいいかもしれません。