◆KaQのタンゴへの道 「二足歩行と四足歩行」～タンゲーラメールマガジンより～

◆KaQのタンゴへの道　「二足歩行と四足歩行」
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こんにちわ、サイクリング哲学者・KaQです。

日々の移動はほとんど自転車で行っているのですが、

自転車を漕いでいる時間というのは、何かを集中するというよりは、

何かポッと発想が飛躍して新しい閃きが生まれる時間だったりします。

そんなわけで先日自転車を漕いでいました。

タンゲーラからの帰り道、歌舞伎座の周りはどうしても歩道を走ることになります。

そうすると、歩道って自転車にとっては危険なんですよね。

もちろんぶつかったら怪我させるのは、自転車側ですが、

自転車とか車とかにとって、歩行者って予測がつかない動きをするんです。

車道を走っていると、車の動きなんてもうだいたい予想がつきます。

車のテールを眺めてるだけで次にどっちに曲がるとか、ブレーキ踏みそうとか、

前に割り込まれてイライラしてるとか、

わかります。

、、、が、歩道を走っていると、

歩行者の動きってカオス過ぎませんか？

直進していたのが急に直角に曲がったり、

ジグザグに歩いていたり、

横に歩いてオーシャンズ１１みたいになってたり。

車道を走るものは全て弧を描きながら曲がっていきますが、

歩行者だけはいきなり角度が変わるので、

気が休まりません。

でもね、これがヒトをヒトたらしめているものであり、

これが踊りという本能的行動様式が生まれた理由でもあると思うんです。

実は四足歩行の動物もヒトほどには真横に曲がれません。

身をよじって方向を変える必要があり、その間に慣性の分だけ進むので、

弧を描きます。

でも二足歩行だと、より鋭く直角的に方向を変えることができますよね。

ダンスのステップの多彩さは、この二足歩行システムから生まれたんです。

二足歩行に感謝！！

そんなわけで踊るように歩いてる人混みを掻き分けての自転車は、

本当に怖い。

まだ車道の方が安全だな～。

★☆★☆KaQ出演情報★☆★☆

◆3月24日（土）

StudioENTRADA第一回発表会『Vamos!』
＠豊洲シビックセンター5Fホール



◆4月28日（土）

『Tamgo el Viento』
＠豊洲シビックセンター5Fホール

若手タンゴダンサーで作る新しいタンゴの風


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