読んだ本<はだかの起源> | カキューンの野望

カキューンの野望

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先日イトーヨーカドーでブックバーゲンをやっていて、


買いました!




「はだかの起源」

はだかの起原―不適者は生きのびる/島 泰三

¥1,995
Amazon.co.jp



もう本のタイトルだけで


「またKaQさんが破廉恥な本買ってはりますわ~」


「ホンマ好きモノやなぁ」


とか言われそうですが、、、、



違います!



これはレッキとした真面目な本です( ̄へ ̄)キリッ







ボクたち、ヒトという種はですね、


実は他の哺乳類とは大きく異なる点がありまして、


それが“ハダカである”ということなんです






ハダカであるから火を使わなければ生き残れなかったし、


ハダカであるから道具を発達させる必要があったのだと思います。






それだけ生存に不利になってしまうハダカに、


なんでなってしまったのか?



という疑問に著者なりに答えたのがこの本なんですね!





著者はニホンザルのフィールドワーク(野外研究)を皮切りに、


アイアイなどのサルの仲間の研究をしていて、


房総自然博物館の館長だったりもするそうです。




I♥房総半島な自分にとってはなんとなく親近感(´_ゝ`)







んでまだ読み途中なのですが、


前半部分の内容の半分は、、、



ダーウィンに対する愚痴、もとい批判www






ずっと野に下りて活動していた方だけに、


権威に対する反発がハンパないみたいで、


読んでいてげんなりするくらいダーウィン批判を繰り広げています。





ダーウィンというのは「進化論」というのを世に広めた方で、


近代生物学は彼の著作『種の起源』によって開けたといっても過言ではないのですが、


現代で読み返すと、いろいろおかしいところもあるんですね。




これは、先駆者だからしょうがない(>_<)





っと、これ以上はマニアックな生物バナシになってしまうので、


置いといて、


ヒトがなぜハダカであるかっていうのは、


まだ理由がよくわかっていないんです。





毛皮があったほうが、


防寒にもなるし、


ケガもしにくいのに、


なんでハダカになっちゃったの?





火を使えるようになったり、衣服を作れるようになったから、


という意見もありますが、




そういう“道具”を使えるようになったのが先か、


“ハダカ”になったのが先か、


これはドラえもんにしかわからない(>_<)






ハダカで抱き合ったほうが気持ちいいじゃんという意見もありますが(ないけどw)


毛皮で抱き合っても犬とか猫とか気持よさそうです( ̄ー ̄)






その疑問にこの本が答えてくれるのか?





さぁ、楽しみですね~(^^)








服を着るようになったからこそ、


“脱ぐ”という行為にそれだけ意味があるようになったわけで、


個人的には大歓迎ですよ(笑)






(おまけ)ヒトと同じくほとんど毛がない動物


「バビルーサ」


$カキューンの野望


毛がないことよりも、

その牙の不便な形で有名です(笑)


イノシシの仲間。