こんばんは。
終活の駆け込み寺ブログを書いている好奇心のダボハゼです。
昨日の湿度は物凄く高かったですね。
こういう蒸し暑さの時、蒸された饅頭の気持ちになる私です。何でしょう、蒸されて膨らんで身体が重たいような。不快指数は、おかしな事を考えて笑い飛ばすのが一番です。
今日は朝から爽快、湿度が低くて気持ち良かったですね。これこそ5月の気候ですね。
さて、本日はいつかキチンと書こうと思っていた結婚式とお葬式の心持ちの違いを綴ります。
私が約30年前に結婚式の婚礼受付係、今で言うウェディングプランナーだった時、8割が結婚式をあげておりました。それもかなり盛大に。
新郎新婦がゴンドラに乗って登場する演出も有った時代です。ド派手にするのが良しとされていましたね。
新しい家族の誕生は、控え室で親族紹介なる顔合わせから始まります。
そこで知るのです。
結婚とは、愛し合う二人だけのものではなく、相手の家族や親戚をも大切にしていくことを。
そのようなお話をしていましたね。
さぞ、有り難迷惑だったと思います。(笑)
結婚式は、初の打合せから当日まで長いと1年くらい準備が出来ます。
打合せに見える時は、本当に幸せな表情でお見えになります。打合せしているこちらもお福分けを頂き、楽しくなってきます。
特に衣装室にご案内するときは、白無垢や色打掛けをお召しになる花嫁さん、幸せな表情をしています。
式場選びに迷っているお二人を衣装室にお連れして衣装を着て貰い、決めて頂く事が多々有りました。確か、松田聖子の同型ウェディングドレスが有った様に思います。
昨今の結婚式事情。
お式を上げずに新生活スタート。ということは、新しい家族や親戚の顔を知らずに始まります。また、小さな子供は結婚式には出席しない、させない流れ。例え子供で有っても、その分ご祝儀が必要と考える。
それにより、大きくなったら花嫁さんになるの~👰が聞かれなくなりました。
ただでさえ、結婚に夢を持てなくなっている時代。私は寂しく感じています。
成田離婚なる言葉も誕生、集合写真を取りにこない新婚さんの多い事。まだ若かった私は、その現実にかなりショックを受けました。
結婚式に参列者として出席する場合、よそ行きのおめかしも手伝って、背伸びしたちょっと緊張感て感じませんか。私は結構有ります。
たまにしか無い、よそ行きの緊張感。
刺激になって好きなんです。
ではお葬式との比較してみます。
お葬式は、突然やってきます。準備期間が長くて1週間、とても短いです。
誰かの人生が終わりを告げるのに1週間でも短い、もっと時間をかけてゆっくりお別れして欲しい。そんな風に思います。
冠婚葬祭をなぜするのか。
人々の暮らし方から考察してみます。
今のように便利でない時代。
人と人を繋ぐご縁、せっかく繋いだご縁も何もしなければ細くなり、ついには切れてしまいます。なのでお祭りや催事、結婚式やお葬式は皆が手をかけて大切にしてきたのだと思います。
この仕事をしていて切なくなるのは、お亡くなりになってからお葬式の日をとにかく急ぐ方がいる事です。
葬儀の日程を決める時の優先順位第1位。
お付き合いのあるお寺様がいるならば、お寺様のご予定が一番です。
次は、参列者の集まりやすい日だったり、交通の便を考えた式場の選択だったり、それによって変わる葬儀費用だったりです。
法律では、お亡くなりから24時間でご火葬出来るのですが、仕事の関係とか、あらぬ事情を話して執り行う事になります。
葬儀までに日にちを空ける事、ここに時間をかける事、悲しみを癒す時間だと思います。
亡くなった事が信じられない1日目。
いつもの朝でなくなるのが2日目。
おはようと声をかけても返事は返ってこない。
自分の中で死を受け止め、キチンと送ろうと思い始める3日目。
これは、私の実体験です。
余りに急ぐと、終わってからの後悔が続くように思います。あの時、ああしていれば、こうしていればになります。
残念ながらお葬式は、やり直す事が出来ません。じっくりと考えて欲しい。
なんの為にお葬式をするのかを。
新しい家族の誕生を祝い、その大切な家族がお亡くなりになる時、悲しみを受け止めて側にいてお手伝いしたい。あなたがいつもの笑顔を取り戻せることを願って。
私の経験してきた事が、誰かのお役に立てたならば嬉しい。冠婚葬祭の仕事に就いてたどり着いた境地、大切にしたい思いです。