寡黙な父の偉大な存在

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こんばんは😃🌃
終活の駆け込み寺ブログを書いている好奇心のダボハゼです。
ブログに書ける内容が山ほど有りましたが、年末は怒涛の忘年会。年明けからは新年会や会合が有り、通勤電車🚃の中で8割を書くブログも居眠りでなかなか書けずようやく復活できました。日々のルーティンを欠かさない事は大切です。

久々のブログで書きたかったこと。
あるご夫妻、ご家族を尋ねて教えて頂いた「寡黙なご主人様」のお話しです。

私の働く葬儀社では、お葬式を終えたお客様に取材をさせて頂き、後日チラシやホームページにその内容を掲載、そこにはお写真とお名前を出させて頂きます。
個人情報の扱いがうるさい時代にあって、これはお願いする時にとても注意が必要なのです。

家族葬が増えて亡くなったことも密かにお伝えする時代です。抵抗が有るのは否めないですね。

ではどうしてお願いするのか?

葬儀社の扉をノックする事、電話する事、勇気がいりますよね。
それでも気持ちに余裕がある時に少しだけでも話しを聞いておく、それが後になって「あの時、聞いておいて良かった」という声になります。今迷っているお困りの方へ、少しでもお役に立つ何かをということで,ある素敵なご家族を尋ねました。

私はここ最近の生前相談でご主人様が心配な方のお話しを伺う時は、元ウェディングプランナーの時の打合せを思い出して、この人と歩もうと思った瞬間を伺っています。
女性はいくつになっても胸キュンの思い出を語る時は、チャーミングで素敵なんです😄   

奥様のご主人様、例えるならば昔CMで有りました「この木なんの木気になる木~」に出てくる大木の様な方だったそうです。
寡黙、もの静か、厳格と言ったところでしょうか。 頼もしい息子さんをこの世界に遺して旅立たれました。本当に優しくて親切な息子さん達でした。お葬式の時は甲斐甲斐しくお手伝いしていましたね。

取材中、「僕はね、父に怒鳴られた事が無かったんです。怒って欲しかったな」と、涙ぐんでいた息子さんでした。

親に怒られる、凹みますよね。
それが自分が悪い、未熟だったからと分かっていても。私も午前様になると良く怒られましたね。「お父さんをタクシー代わりにするんじゃない❗」と。懐かしいですね。それでも帰り道にタバコを買ってあげるとニコニコしたりして。

大きな声で怒鳴るだけが怒り方ではないですね。時にはだんまりを決め込む方が効果がある時も有りますね。 
今、息子さんは自分の子供を怒るそうですが、その時にふっとお父様と自分を比べるようです。果たして怒鳴るのが効果的なのか。

静かに聳える大木には、たくさんの鳥が集まり、水分を溜込んだり、木陰を作って強い日差しを遮ります。ご主人様のお人柄、イメージできた気がします。

とにかく静かで力強かったのでしょう。
そんな頼もしさに惹かれて「この人と歩んでいこう」と決めプロポーズを受けたそうです。
素敵なお話しでした。もっと聞かせて欲しいくらいでした。💖

寡黙なご主人様が発した「結婚してください」。私には映画のワンシーンの様な光景が入ってきました。

今回の取材には日頃なかなか同席する事のない専務がカメラ撮影をしておりました。
「本当に暖かい素敵な家族だったね」と話しておりました。はい、同感です。

私の会社が大切にしている感謝で送る『ありがとうのお葬式』。親から子、子から孫へという口上があるのですが、3世代の継承や紡がれていく命を目の当たりにさせて頂いたご家族のお葬式。ポスターにしたいほどの素敵な写真がたくさん撮れました。 

亡きご主人様に感謝です。