詰みました | Dark note

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心の闇を書き留めるノート
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とうとう 詰みました・・・

え? ワッチじゃありやせんよ?

 

うちの爺が・・・

 

 

 

介護度 3ですが もう

 

どうして あそこまで 悪知恵が働くのか

 

介護機関の管理職の人達と頭を傾げてましたが

 

とうとう・・・頭を傾がせてはいけない人達の

 

頭を傾げさせてしまいました。

 

 

 

認知症には、物を盗られたという妄想が起こりがちです

 

よく施設、そして 各家庭でも そういった認知症患者の

 

妄想に 唖然とすることがあります。

 

  

 

たいていは、うちうちで収まりますが ワッチの爺の場合

 

我が強すぎて ほぼ 野放し状態になってるので

 

よせば良いのに 大金を息子に忍び込まれて 盗まれた!

 

っと 警察に連絡してしまったようです。

 

 

 

予め 認知症者が独りで住んでるっという情報は出してたのですが

 

あまりに 詳細を本当にあったが如く言うので 警察の方が

 

本格的に調べようと思ってそうです・・・

 

看護機関の管理者さんが 糞忙しい中 爺の妄想の為 駆り出され

 

 

 

先に着いたので いろいろと説明してくれたそうです

 

管理者サンたちも 今まで散々 爺に騙されて 煮え湯を飲まされたので

 

 

 

(施設に入れても脱走してしまうことを始めに、

 

ヘルパー派遣を同意しといて、いざ その料金の引き落とし日っと

 

なったら 口座のお金を他に移して空にしてたり・・・、ヘルパーさんが

 

泥棒を働いたような事を言い出したり・・・洒落になってませんでした)

 

 

あまり、爺の肩は 持たなく・・・過去に 家族にDVを働いてたこと

 

家族を全て追い出してしまったこと、ワッチ一人で 2人の認知症者の

 

面倒を見ていること・・・・そして 爺が悪賢く 如何に人を騙してるかを

 

説明し、ワッチが着く頃には こちらの事を思ってか

 

歳の近い方のお巡りさん・・・・かなり 悄気げたような表情になってました

 

 

もう、書き出すとキリがないので 端折りますが 

 

爺のお金を動かす際、第三者立会いで決定したこと

 

同じく、第三者立会いで委任状を書いてもらったこととか 

 

いろいろと説明をしました

 

お巡りさんは、其のことよりも <DVが 本当にあったかどうか>

 

<独りで 2人の認知症者の面倒を見てるのかどうか?

 

その事情は?>の方を詳しく聞いてましたね。

 

お金が盗られた話になると、爺が いきり立ち

 

警察官と共に 私の自宅を調べると言い始めました(笑)

 

「警察の方はいいけど、てめえはダメだ!」っと言うと逆上しはじめました

 

 

 

(実際、自宅の場所なんて教えたら その後 ストーカーの様に付き纏い 近所迷惑な事をし始め 住めなくなってしまいます・・・・)

 

ワッチも 普段 抑えてる物に 疲れもあって 火が付き

 

「だから、貴様が来るのは 困ると言ってんだ!!」っと 言った時に

 

 

 

警察官に やんわり 止められました

(私も結構 熱くなっちまって・・・(-_-;))

 

 

 

やんわり 宥められながら 場所を他に移され お巡りさんが言ったのは

 

「気落ちは、重々わかりますが 今まで育てて貰った・・・

一緒に生きてきた・・・・ 一応 お父さんなんですから・・・」

 

っと言った所で 小声で

 

「しまった・・・ 一応って 言っちまった・・・」

 

 

 

っと言ったのを聞いて

 

何か、ホッとしました。

 

だいたい、今までの事を そして これまで 介護機関の人達と

 

ワッチが どんなに努力して あの手 この手で 何とかしようとしても

 

愚弄し 全て 水疱に化して来たことを 解って貰えたようです。

 

 

 

私は、長い時間 こんな事で 警察官としての勤務を妨げてしまった

 

事を恐縮してましたが、 結構 こういった事で呼ばれる事は多いので

 

気にしないでくださいと 優しく言われました。

 

おそらく、警察側としても (何で?認知症者を一人にしとくんだ?)

 

っと思ってたでしょうが これで 経緯がわかった事

 

そして、其の認知症者の事が 分かったことを伝えてくれて

 

「今後 何かあれば いつでも 力になる」と 力づけてくれました。

 

まあ、これで 爺さんの事を本当に信じる人が 居なくなってしまった

 

って事になります

 

 

 

介護機関の人達を 騙し 信用されなくなり

(まぁ、病気だからしょーがねーや!っと処理されますが)

 

その事を知った他の機関も あまり 良くは思わないでしょう

 

 

 

実の兄弟からも 半ば 見放され

 

長年 付き添ってくれた 親友からは 愛想を尽かされ

 

高齢にして 本当の一人ぼっちになってしまったのです

(本当に 自業自得ですが・・・。)

 

 

 

まぁ 若い頃からの行いとか 

 

普段の行い・・・そういった物が悪いと

 

結末は、こうなるのか

 

 

人の 善意 厚意を無にするとこうなるのかっと

 

身を持って 勉強させてくれた事になるんですね

 

うちの 爺さん<本当は 親父だけど・・・>

 

悲しい教師(反面教師な)ですね。

 

 

 

最後に、認知症でも うちの父のケースは

 

極 マレのケースだとなっています。