こんばんは、Wです。
大変お待たせしました・・・!
大分間が開いてしまいましたね。
前もって告知した通り、と思ったのですがついつい本屋で見かけてしまった辻村深月さんの「名前探しの放課後」の上・下巻に惹かれてしまったので、そちらの感想と説明をしますね。
【一月の朝、高校生《依田いつか》は同級生が自殺したことを知らされる。ある日、違和感を覚えたいつかが日付を確認すると十月。三ヶ月前の世界だった。
過去に戻ったのかと考えたいつかは、中学時代タイムスリップについて調べていた同級生《坂崎あすな》に相談を持ちかける。
いつかとあすなは同級生の自殺を止める為に友人達と協力して《放課後の名前探し》を始める。】
・・・という感じです。
私は辻村さんのミステリーが好きでこの本を買ったのですが、この作品は個人的にミステリーより青春寄りで楽しませてもらいました。
この作品は主にいつかとあすなの二人の視点で語られる作品です。
《依田いつか》は少しいい加減な性格で、付き合っている彼女も長続きせず周りからはあまりよく思われていない子で、一方《坂崎あすな》は真面目な性格でしっかりとしているが、人見知りもあり静かな子です。
少年、少女達の心の成長がとても美しく、いつかもあすなもこの活動、仲間達との交流を通して過去の出来事や自らの心の問題を乗り越えるのがすごく読んでいて感動し、共感しました!
青春系とはいえ、ミステリー要素もありました。
終盤に伏線回収が一気にきたので最初は戸惑いもしましたが、改めてと読み直して見ると作中の所々に伏線が張ってあって「こういうことだったのか!」と驚きました。
何故いつかがそこまでやる気になったのか、何故あすなに相談を持ち掛けたのか、何故あいつに声をかけたのか、など読み終わってとても暖かい気持ちになれました。
さて、これ以上は説明するより実際に読んで見たほうがいいと思います!
上・下巻(講談社文庫)で少し長いですが、それだけ充実感もあるのでお勧めです。
では、さようなら。
