一押しのビジネス書を紹介するコーナー(?)第7弾。今回は”ポジショニング戦略”の紹介もしようと思う。ぜひ最後まで目を通して欲しい。

1冊目
『決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法』
國定克則著

「三つの表がどのようにつうながっているかが理解できていなかったから、皆さんは会計をいくら勉強しても”よく分かった”という感じになれなかったのです。」

【コメント】
なぜ、これまで会計が理解しにくかったのか、この1文字が全てを表している。財務3表が何を表していて、事業活動を通じてどう変化、連動するかをイメージできる。


2冊目
『ストーリーとしての競争戦略』
楠木建著

「これはこういうストーリーです。顧客にEコマースならでは、アマゾンならではのユニークな購買経験を提供する。そうすると、トラフィックが増大する。人々がたくさん訪れるサイトになれば、多くの売り手(出版社やメーカーなどの取引先)を引きつける。そうするとセレクションが充実する。これが顧客の経験をさらに充実させ、トラフィックを上げる……という好循環の論理です。」

【コメント】
競争優位性は、オペレーションをしていくうちに高まっていく。アマゾン以外にも、多数のストーリーの事例を解説。


3冊目
『ポジショニング戦略[新版]』
アル・ライズ、ジャック・トラウト著

「ビートルは、そのサイズが”穴”だった。フォルクスワーゲン市場最も効果を上げた広告は、ビートルのポジションを全面に押し出した。 
”シンク・スモール”
  たった二語の、このシンプルなコピーで、フォルクスワーゲンのポジションを明確にし、”大きい方がいい”という人々の常識をくつがえしたのだ。」

【コメント】
ポジショニングの狙いは「穴」だ。そのジャンルの製品が取っていない、新しいポジションを攻めることが成功につながる。


4冊目
『フォーカス!』
アル・ライズ著

「ブランドとは、大きな獲物を仕留めるための狩猟許可証ではない。カットして磨いていくダイヤモンドだ。」

【コメント】
ライン拡大路線は、結局のところ資源が分散し、失敗のもとになる。もともとのブランドを強くしていくことが重要だ。


3冊目と4冊目はブランドについての名著だ。今では数え切れないほどのブランドがあるが、その中の競争で優位に立つことの難しさは計り知れない。なぜそのようなブランドとしての地位を築けたのか。それを理解できると思うとワクワクしてこないだろうか。ぜひ手にとってみて欲しい。