詩 「置き忘れた景色」
昔 置き忘れてきた景色がある
でも そこは もう無いんだ
時々僕はその砂浜を
野良犬みたいにさ迷い歩く
空からは冷たい雨が落ち
裏の丘の木々は煙っている
帰って来たよ
僕はあの人の足元にうずくまる
雨の日は決まって外のテラスで海を見ている
熱いコーヒーと膝掛けと遠い眼差し
ブルーグレーの空と一つになった海からは
ドドーンと波の音が聞こえる
雨が空を舞っている
僕はあの人のスニーカーに顎を乗せ 目を閉じる
確かに聞こえる
確かに香る
確かに感じるあの日の景色
でも そこは もう無いんだ
かっぱぶいこ
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