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演劇人生

今日を生きる!

開闢以来の年末年始になった。


29日来、年を越し、今日までバイトに明け暮れた。
4階までの階段昇り降りを、日に平均15回・・・

最近、役者の仕事がめっきり減ってきた。
これは世の景気の問題だけではない。
吾輩の年齢にも大いに問題があるだろう。
2日3日と、てんてこ舞いのバイトだったが、
きょうは静かに推移している。


明日から「青い棘」の稽古が始まる。

道具作りもこれから。
いよいよ残り20日・・・
この日程を考えると、
一日一日を、いや一刻一刻を大事に丁寧に生きたい。
公演日のカウントダウンが始まる頃にはいつも思うことだ。
が、「あゝ、勿体なかった」
と思えるような、雑な送り方ばかりしている。

さァ、切り替えよう!

昨年はお世話になりました。

今年も、どうぞよろしくお願いいたします。


様々な課題を2013年に持ち越しました。

その一つは、

25日~27日公演の「青い棘(よげ)」です。

5日から稽古が始まります。

三浦綾子さんの作品の劇化です。


港区麻布区民センター・演劇市主催公演です。

区内在住・在勤・在学者は無料招待します。


ほかの皆さまは、申し訳ございませんが3,500円です。

どうぞよろしくお願いいたします。

今年の冬は例年になく寒い。


熱いはずの稽古も、

何となく寒いッ・・・感じがする。


昨日は神宮前で稽古をした。

部屋が狭いこともあり、

みな稽古に集中していない。


三浦綾子さんの「青い棘(とげ)」

難しい題材を選んだのかもしれない。


こんなことを、本番一か月前に呟いても仕様がない。

必死に、懸命に、ひたすら稽古する以外にない。


だが、役者諸君は至ってのんきに見える。


考えてみれば、こんなことを思ったのは、

今回が初めてじゃない。

どんな作品でも、その都度感じ、思ってきていることだと気付く。


芝居づくりをすることとは、

こんな思いを繰り返すことなのかもしれない。

「末娘が結婚するので・・・」

一昨年、長女の婚礼司会をし、

3人姉妹の末のお嬢さんが来年3月に結婚するという。


この電話の主、新婦の母は、

40数年前に結婚をしたのだが、その時の司会が私だった。

以来のお付き合いで、子ども全部の司会を約束させられた。

「孫までは無理だよ」

それは当然として、「次女のNちゃんは?」と聞くと、

「行く気がないみたいで困っている」というのである。

でも、いつ行くことになるか分からないので、

ずっと現役でいろというのである。


この数年、婚礼司会自体が少なくなってきていることと併せ、

私ほどの年齢になるとガタンと少なくなる・・・いや、

たいていは引退している仲間がほとんどだ。


そのくせ、若い司会者が、依然として古めかしい司会をしているのが目立つ。

「ご新郎、ご新婦に、あたたかい拍手をお送りください」

こんなコメントをいまだに使っている。

「ご新婦が中座をします」

という失礼なコメントの後に、更に、

「どうぞ拍手をおおくりください」とくる。


司会者の年齢が若くなっても教える人が古すぎるのかもしれない。

半世紀以上前の司会のパターンである。

劇団アドック公演

港区 麻布区民センター・麻布演劇市主催

三浦綾子原作「青い棘」2幕
新境地開拓!
劇団アドックが総力を挙げて世に問う問題作・・・


終戦68年目を迎える2013年

薄れていく太平洋戦争の悲劇を

どのように記憶に留めればいいのかを考えてきました。


私の父は軍属としてスマトラに渡り、

養蚕の技術振興にあたりました。

「おれは、鉄砲を持ったこともないし・・・」

現地の人たちには大変喜ばれた仕事だった、

と語った父が最後に、

ただ、軍部の手先として担った罪は消えないなァと

語っていたひと言がありました。


このことばは、太平洋戦争の話題に出会うたびに、

わたしは、心に疼きを感じます。

それは父の心に刺さった「罪」という棘が、

自分の心にも傷みを与えているように思えてなりません。


このような思いをもって、いま演出をしています。