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演劇人生

今日を生きる!

劇団の小さな新年会を開いた。

!!

ひとり熱を出したということで欠席になり、

ひとりはアルバイトを休めないという。

集まったのは7人でひとりは劇団外の人・・・

飲むのが目的の新年会などもあるようだが、

アドックは顔を合わせるのが目的だ。

!!

顏を合わせると、いつもの顔に違いないが愉しい。

そういえば「新劇 愉し 哀し」という本を書いた人がいた。

わたしの師匠の宇野重吉さんである。

確かに芝居をして楽しいことや嬉しいことはほとんどない。

悲しいという、心に非ざるような嘆きも、ままない。

ビックリマーク

同じ劇団で苦楽を共にすることは、

テーマを共有するという大きな重荷を背にしなければならない。

その荷は重い。

!?

それなのに、劇団アドックは客演者に頼らざるを得ない。

・・・というのは、新年会に集まった人数でもわかるが、

劇団員が少ないからだ。

「いい芝居をするのに何故人が集まらない?」

こんなボヤキを耳にする。

「真面目すぎる」

「呑兵衛がいない」

「言われることが難しい」

といろいろな意見が出るが、本当の理由が分からない。

!?

わたしは「この劇団、いつかはつぶれる」と思っている。

だから、存在している今だから、

いい芝居を創りたいと思う。

命を懸けてもいい、いいお芝居を舞台に載せたいと思う。

ビックリマーク

今年も、

アドックなんて小さな劇団が?

というようなドデカイ芝居をやる。

ちっぽけな、いつつぶれるか分からないような劇団が、

戦国時代に挑戦する。

ビックリマーク

小さな新年会に集まった面々は無防備で何の構えもない。

炊き込みご飯を満面の笑みで頬ばり、

から揚げを一口食べるごとに「美味い」をくり返す・・・

そんな連中なのである。

果たして戦国時代に飛び込んで、

生き残れるか・・・これから鍛えられるのだ。

!!

「覚悟召されッ!!」

言葉の始まりは音だった。


特に日本語に感じるのは音の選択と組み合わせである。


色に寒色暖色があるように、

音にも暖音があり、

それを称して音色があるとすれば、

冷たい温かい

「冷たい」という音の組み合わせを考え、ツメタイを一音づつの音色として分析してみる。

成程と思えるほどのヒヤリ感を感じさせてくれるし、

「温かい」は、ホンワカしたぬくもり感を感じさせてくれる。

「明るい⇔暗い」「早い⇔遅い」などを比較してみると面白い。

「わたし」と「あなた」

これは同じ「あ列」なのにWAとAの違いて、

「こちら」と「あちら」の違いとして耳に入り、

「遠い」と「近い」

では同じタ行なのにTOとTIで「あっち」と「こっち」の違いを感じさせてくれる。

何も、「さっむいっすねェ!」などと力まなくても寒いのである。


ところで今日は日中温かかったのに、

陽が陰るとやはり寒いっすねぇ・・・



現在、三浦綾子さんの「細川ガラシャ夫人」の

脚色を手掛けているが、

かなり私情が加わって来ている。

三浦さんの原作を参考作品と表現した方がよさそうだ。

何とか今月中に第一稿を上げるつもりでいるが・・・


2月から11月の公演に向けた準備を開始する。

ここでとくに男優の不足をどう補うかが第二の課題だ。

劇団代表が女性のせいもあるのか、

女優さんはいても男優が足りない。


今度は、

明智光秀

織田信長

細川忠興

細川藤孝

水沢隆弘

溝尾庄兵衛

斉藤利三

妻木憲熙

他多数必要である。




このブログをご覧になった男性諸氏で、

勿論役者なんて初めてという方でもOK!

11月までには役者につくり上げますし、

必要によっては出演料も考えます。

メッセージでもいただければと思います。

11月目指して大作をつくり上げます。

三浦綾子原作「細川ガラシャ夫人」です。

チッポケナ劇団ですから役者も不足していますし、

スタッフもいません。

これまでは、それでも何とかやって来ましたが、

今度だけは無理なようです。

戦国時代の大物が続々登場します。

年明けから10ヶ月かけて織田信長、明智光秀、

細川忠興、豊臣秀吉・・・等々をつくっていきます。





自分の性格で直したいところ ブログネタ:自分の性格で直したいところ 参加中
本文はここから

第一に争いが嫌いだから・・・

「ま、いいかァ!」

数分後に自己嫌悪にかられる。

しかしまたまた、「ま、いいかァ」

今日も起きがてらから怒り心頭に達することを腹にして出かけたのだ。

そして、そいつの顔を見た。

「分かった風な面(つら)しやがって・・・」

が、

「ま、いいかァ」

という気持ちになってくる。


・・・で、今はお昼。

奴は飯を食いに出かけた。

「あんな奴に何を言ったところで・・・」

自分が愚かになるだけだ。


こんな思いから、

またまた

「ま、いいかァ!」

ということになるのかもしれない。


争いに嫌いな性格はますます強くなるばかりだ。