河童に会った。
僕の頭は、
一日のうち2~3時間は河童に占領される。
明日が、脚本の締切だ・・・
東京ミッドタウンがオープンして、
檜公園もリニューアルされ、
(勿論人工だが)渓流が流れ込む池ができた。
「ここに河童を住まわせてはどうだろう?」
・・・なんて、他愛のない思いを巡らしたりしたが、
やはり“見世物”でしかなくなるだろうし、
身を隠すにも苦労するに違いないと・・・
その計画は思考の中から消し去ったのでした。
「どうして河童はいなくなったのか」
・・・元々、想像上の妖怪の一種だ・・・
と言ってしまえばケリはつくのだが、
脚本の中に閉じ込めるまでは、
現れては消え・・・の毎日だ。
昨日、自転車がパンクした。
おかげで、駅まで歩きになった。
・・・?
地下鉄赤坂駅から千代田線西で日暮里へ出た。
JRに乗り換えようとエスカレーターに・・・
すると・・・!!!
「河童だ!」![]()
杖を突いた老齢の・・・紛れもない、河童じゃないか!
以前に近隣の男性を、似ているということで「河童か?」
と錯覚したことがあったが、
これは間違いなく河童そのものだ!
歌まで歌っている・・・
「かっぱっぱ かっぱっぱ・・・」
「お~ッ、奴は、自分の色に似せた緑の山手線に乗った!」
おれは京浜東北線に乗らなければならない。
「・・・えいッ、日暮里、田端とふた駅でもいい、同乗して様子を見よう」
≪続けるか≫





