

ブログネタ:
子どもと大人、どっちが楽しいと思う?
参加中
私は子供
派!
本文はここから
大人「おい、子ども・・・楽しいか?」
子ども「何が?」
大人「何がじゃないよ。生きていて楽しいか?」
子ども「楽しいと思って欲しい?」
大人「素直じゃないなァ」
子ども「だって、わかんないもの」
大人「素直に・・・どうだ?」
子ども「・・・・うう~ん・・・」
さとうみちこ画
大人「悩むなよ。おれ苛めてるみたいじゃないか」
子ども「だったら、大人は楽しい?」
大人「そんなこと、わかりゃしねェよ」
子ども「ずるいよ、だったら」
大人「大人は、こういった問題に素直になれないんだ」
子ども「それが大人なの?」
大人「そうだ」
子ども「だったら、ぼくに楽しいかどうかを聞く前に・・・」
大人「何だ?」
子ども「世の中は子どものためにあると思う?」
大人「バカだなァ。あるわけねえだろう?そんな国、
世界中を探したってありゃしねえよ」
子ども「じゃ、大人のための世の中なの?」
大人「じゃないよ。そんな分け方は出来ないよ」
子ども「・・・だったら、正直に言うよ」
大人「言ってみろ」
子ども「それがいけないんだよ。“言ってみろ”
って、なあに?・・・大人はね、子どもが自分の
思っているように可愛くあって欲しいし、
尊敬して欲しいし、言うことを聞いて欲しい。
そんな考えを・・・心の何処かに持ってない?
ただ、いま言えることはね。こうして、真剣に
子どもの考えや意見を聞いてくれるだろう?
これが、とても嬉しいんだ。聞き方が悪いけれど
それさえ大人らしければ、言うことないね。
何も言わずに、子どもは子どもらしくとか、
大人の言うことは聞けとか・・・」
さとうみちこ画
大人「(神妙に)・・・うん」
子ども「そんな世界は面白いわけねえだろう?」
大人「・・・だなァ」
子ども「それでいて、こいつは何を考えているか
分からないとか言って、勝手に人の心に
ズカズカ入り込んでくる。こんなことが続くと
“おれの心を探さないでくれ”といいたくなるんだ」
大人「・・・(考え込んでしまう)」
子ども「どうしたの?」
大人「・・・うん」
子ども「おい、元気出せよ。この世は大人のものでも
あるし、こどものものでもあるんだ。
だけど、きれいな心を持っている子ども達のもので
いいんじゃないの? だからオレ楽しいよ」
大人「・・・そうか?」
子ども「いろいろ知ってくると、楽しみは減るんだよ。
オレも大人になるに従って、少しずつ楽しさは
少なくなって行くんだろうな」
大人「そうか・・・」
子ども「・・・だと思う。オレ、背だって低いだろう?
だから、あそこの塀の向こうが見えない。
だから、あの向こうには何があるかなァ・・・
未知への期待っていうのか・・・
楽しさがあるんだ。ところが、
大人には見えちゃうだろう?
あの向こうは川だとか海だとか。
考えれば可哀相だなァ。分かっていなければ、
期待も出来るからワクワクできるんだ」
大人「うん」
こうして二人の会話はず~っと続いたのでした。
そろそろ夕食の時間です。
こんな話をしながら温かい味噌汁でも
すすり合えれば、大人も子どもも楽しいのだが・・・
さとうみちこ画