菅原文太さんが亡くなった。
映画俳優として、
一人の役者として、
人として生をまっとうした感を受けます。
大切なことは、
人を飢えさせないことと戦争をしないこと。
原発に反対し、基地に反対し、
土を愛し、人を愛した・・・
そして逝った菅原さんのご冥福を祈ります。
この訃報に接したとき、
明智熙子を詠った芭蕉の句が頭をかすめました。
月さびよ 明智が妻の はなしせむ
いま三浦綾子さんの「細川ガラシャ夫人」を脚色していることもあると思いますが、「人は何を残すか・・・」ということかもしれません。
そしてわたしに課せられたことは、
「何を、どう受け取るか・・・」
ということかもしれません。
まだ、生きているのですから・・・