ゴツン
「細川ガラシャ夫人」
脚色中だが、
難しい
しょっちゅうハンマーでゴツン
「おい、そんなもの書いても光秀を誰が?」
という声が聞こえてくる。
「武将?・・・名もない侍で武将としたろうが・・・」
そんな役でも、やれる役者が何処に?
というような野次が何処かからはいってくる。
「絶世の美女だよ」
「そんなセリフ言える役者いる?」
「衣裳はどうする?」
など、千を越えようという声が聞こえる。
・・・と、つい立ち止まって動けなくなる。
その一方、遠くから、
「おい、書け」
の声。
きょうは一日中使えるのに、
またまた立ち止まったまま数時間が・・・