自転車を弔う長い間愛用した自転車を弔いました。 「これ弔って下さい」 自転車店のお兄ちゃんに頼みました。 「弔うんですか?」 「そう。廃車かなァ。代わりに新車買うからさ」 「あゝ、そういう意味ですか」 葬儀料¥520 この愛車で、30分圏の山の手線内なら何処へでも行った。 若しかすると、おれより長生きするかもしれないと思ったものだが、 自転車のほうが先に逝ってくれた。 「ありがとう!・・・愛車よ!」 明日からは赤いボディの新車になります。