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離婚とは・・・・ぼくも、その烙印を背負っている



結婚の数だけ離婚がある



・・・・その危険があるというべきか・・・
結婚とは、
好きだとか愛しているとかだけでするものではない。
これまでの長い年月を、
まったく違う環境の中で育ってきた二人が生活を共にするのだ。
それが1年、2年の長さではない。
産み育んでくれた親とでさえ、
修復できない確執を生むことだってある。
お互い顔すら見たくなくなるような関係すら生まれる。
だとすれば、
それまで見も知らない暮らしをしてきた二人が一緒になって、
ともに添い遂げるなどということは奇跡と言えなくもない。
結婚の数だけ離婚あり・・・・
これは、その危険性があるということなのだ。
結婚とは、一体何だろうか?
ぼくから、これから結婚する二人に贈る言葉がある。
「結婚とは、
これからの人生を分かち合うことなのだ・・・と」
わたしたちにとって最も大切なものは何だろうか。
なくなって困るものは何だろうか。
父であり母であり兄弟であり、
今日を記し明日を記せる手帳であり、
手に馴染んだペンであり、読み始めた文庫本・・・・
自分の身近かな人やモノではないだろうか・・・
そして何よりも、
人生を分かち合う約束をした夫であり妻ではないのだろうか。
そして、そこに生まれた子どもではないのだろうか・・・
だから、本当に身近にあるものを、
時々は見つめなおしてみたいと思う。



藤原紀香さんと陣内智則さんが離婚をした。
世紀の美女とお笑いタレントとの結婚と騒がれた。
世の男性どもの多くは途惑いながら溜め息をついた。
「お笑いタレントとねェ・・・」
ところがお笑いタレントは、
自らの結婚をもお笑いのタネにしたかったのか、
世紀の美女をそっちのけにして浮気をしたのだという。
夫の浮気は妻を侮辱する行為であり、
妻の浮気は夫を侮辱する行為だ。
浮気の相手は、
それが単なる浮気でも、
夫の向こうに、裏切られた妻を見、
妻の向こうに、裏切られた夫を見ている。
これほどの侮辱はないと思う。
愛し合って(そのつもりで)結婚したのに、
何故離婚をするのだろう?
それは、お互いが人生を分かち合おうとして
一緒になったカップルではないから・・・
価値観の違い?
人生観の違い?
そんなことを言っていたら、
誰とも結婚なんて出来はしないのだ。
違って当たり前。
だから共通するものを探そうとするし、
違いをうめ合おうとする。
夫婦の皆さん、
相手がいるから夫婦なんですよ。
あなたと人生を分かち合ってくれる相手なんですよ。
浮気相手は、それを別つ相手なのかも。

Good Luck
