これは、ちょっと困った話・・・・
「最後のひと葉」を脚色して、
自分の役を創ってしまった。
原作ではワシントンスクェアの医師として登場している人物を、
肺炎で倒れたジョンジーの同居者スーディの叔父にして、
オハイオから来る人物に仕上げて、原作を越えた役回りを与え、
その上、ペラペラしゃべらせてしまった。
さて、配役する段になって困ってしまった。
もともと役者の少ない劇団である。
結局は、自分がやらざるを得ない羽目に・・・・
我輩がやることになるのが最初から分かっていれば、
セリフは少なめに、座っているだけでも味のある役どころ・・・・
な~んて美味しいことを考えるのだが、もう遅い。
年齢を重ねると覚えが悪くなる。![]()
![]()
若い頃は、テープレコーダーなんて言われるほど、
一、二読しただけで数ページを覚えられたのだが・・・・
脚色に七転八倒して、
今度は稽古で七転八倒・・・・
「俳優は面白い」
この標題に近付くための頑張りがこれから始まる。![]()
![]()
さあ、大変だぞッ!![]()
![]()