惨劇を見た2007年 | 演劇人生

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ブログネタ:銃って必要ですか? 参加中

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銃はいらない。

包丁もカッターナイフも、
カミソリも何もいらない。

人に向けるソレなら何一ついらない。

中でも銃やマシンガンやピストルはいらない。

人を傷つけるものは何もいらない。

銃口を人に向けたその時、人は人間ではなくなる。

15世紀ごろ銃は誕生したと言われる。
最初は狩猟を目的としたらしい。

猟師には申し訳ないが、
動物からすれば、
「人間は卑怯だ」
…と思っているに違いない。

鉄砲を持つことによって、
人間は、自分より強いものを恐れなくなった。
また逃げ足の速い動物でも、
ズドン…と一発、仕留めることができるのだ。

つまり鉄砲を持つことによって、動物界では最強になれるのだ。
的を射るために銃を使い、
兎をしとめるために銃を使い、
ライオンや虎、象を、人を殺すために銃を使う。

いや鉄砲は大きすぎて持ち歩きに不便だ。
拳銃が生まれた。

もっと強力なものが欲しくなり機関銃や大砲が作られた。
一度に何10人と殺せるじゃないか。

ロケット弾だ、ミサイルだ…
ついには原水爆まで持った。
何10人の時代ではない何10万、何100万だ。

地球に数千メートルの穴を掘り、
原爆を詰め込み
「爆発させるぞ!」と脅かせば、
たいていの国は言うことをきく…
馬鹿なことを言う政治家まで出てくる始末だ。

地球には、人類を何度も殺せるだけの武器弾薬が揃ったのだ。

このすべては、人のためだと言って人がつくったものだ。

自分を守るために人殺しの道具を身につける。

銃を持って遠い国にわたり、
大勢の人々を殺し、
自分も撃たれて死んだが、
銃は離さなかったという英雄は歌う・・・

戦争1
♪…しゃれこうべがラララ言うことにゃ…
♪…お袋にも…会わずに死んだ…

アメリカを象徴的に銃社会という。
しかし日本でも発砲騒ぎが頻発している。

テロや殺戮も一向に収まる気配がない。
殺し殺される世の中はいつまで、どこまで続いて行くのだろうか。

道端に落ちている縄一本も、
使いようによっては荷を運ぶ道具にもなれば
首を絞める殺人道具にもなる。
…だから銃も使いようだと言う。

銃をなくすだけでは悲惨な事件はなくならないが、

兎からも「人間は卑怯だ」と言われる銃は、
この地上にはいらないとは思わないか?