秋のシーズンのトップをきって今日ウエディング司会をして帰って来た。
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新郎が知人なので、いつも入るホテルだが、「持ち込み司会」である。
たまにはいいものだ。
「僕は、きょうは先方様の司会者だからね。丁寧に扱ってくれよ」
などと余計なひと言をスタッフに吐くのも気持いい・・・(単純)
スタッフも中々で、
「ははァ…かしこまりました」
ところで、開始前のスタッフとの打合せで、
中座についての演出を話した。
新婦が母親のエスコートで退場するのは定番なので、す~んなり行く。
続いて、新郎の中座で、新郎の母親をエスコートさせるプランを話すと、
「えッ、そんなのアリですか?」![]()
「あるんだよ、君・・・。今日は持込だからね」
「でも・・・」
「いいの、アリにするのが司会者なんだから」
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音響係もビデオカメラマンもスナップカメラマンも興味津々…
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というより、摩訶不思議そうな顔をして、ニタニタ・・・
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ところが・・・これが、大うけ!![]()
計算以上に受けたのは、お母さんが会場に戻ってきた時・・・
「お母様、ご新郎と腕を組んでお歩きになったことはありましたか?」
・・・の問いに、
「いいえ、今日が初めてでした」
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母親という表情ではない、明らかに女の表情がそこにありました。
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成長した息子の腕を取って歩いて、いち女性になった母親・・・
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これは感動でした。
何か奇を衒うでもない、これからもないかもしれない、
しかし、この場だから出来る何か・・・
数日前から新郎の父は、「そんなことをすれば笑いものになる」と言っていたらしい。
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確かに大きな笑いは出たが、
笑いものの “ 笑い” とは明らかに違った面白い試みだったと思う。
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「いやァ・・・よかったね、感動した」 ← コレ、お父さんの感想。
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「終わりよければ全てよし!」(ウイリアム・シェークスピア)