「この芝居やりたいね」
「でも、劇団員が足りない・・・」
「そうだなァ」
こんなやりとりが交わされる。
旗揚げ公演から数えて7年・・・
上演するたびに、評判だけは上々・・・
応援してくれている人々も増えている。
だが、劇団員が増えない。
喜んで客演してくれた人も、
「劇団アドックさんは難しいから・・・」
・・・という。
所属するのは断わるが、
「客演が必要ならいつでも声をかけてください」
・・・という。
「いやだね」
・・・と言ってみたい。
考えを同じくする人たちで、劇団を作りたいし、
その人たちで芝居を創りたいのだ。
うちは劇団費も安い。
月2,000円で、入団費もいらないし、
公演でのチケットノルマもない。
利益が出たら出演料も出す。
この秋も上演したい作品はあるのだが、
人数が足りない・・・金もない。
困ったなァ・・・!