原油価格高騰ー30日の原油価格(終値)はやはり妙な大幅反発 |  ∞ 月の欠片 ∞

原油価格高騰ー30日の原油価格(終値)はやはり妙な大幅反発

 今日のアップはやや遅くなった。OPEC総会の決議をそれなりにチェックしていたからだ。従って、ストレスは溜まらない。天気は回復気味のようなそうでないような、まるでOPEC決議のよう。気温は低いまま。

 30日の原油価格(終値)は大幅反発。4.21ドルも上げてバレル当り49.44ドルになった。現下の石油需給からすれば誠に妙だが、OPEC減産決議が効いた。決議内容は一言でいえば、OPECマジックだった。またかと言えばまたかだし、さすがと言えばさすがだ。一律4.8%減産のように表は作られているが、そのベースとなる数値がすっきりしないし、リビア、ナイジェリア、インドネシアについては数値さえ、記されていない。赤信号みんなで渡れば怖くないなんて・・・これまでもそうだったから、揶揄するつもりなどない。確かに、これから、特に大産油国がそれをしっかり守るかどうかだから。その意味では、やはり、サウジ、ロシア次第だ。

 ブレントはもっと上げた。5.46ドル上げて51.84ドルになった。誠に投機のブレントらしい。表面上は双方ともに減産で、実際はイランが増産で、サウジ、イランがウィンウィンだった?えっ、え~。やはり、マジック。

 他方、金は反落。16.9ドル上げてオンス当り1173.9ドルになった。高値は、僅か上げた。即ち、90セント上げて1196.8ドルになったのだ。金融要因は弱気だった。弱気相場の基調には変わりがない。

 1日午前の取引は、原油も金も僅か下げている。即ち、原油が25セント、金が70セント下げているのだ。日経平均は上げ、ドルは対ユーロで弱くなったまま。



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