先週末、時間ができたので山麓の高原で一歩遅れて渡来するコヨシキリやトケン類を探していると、調整池に接する枯れ木に止まっている1羽の猛禽に出会いました。

この山麓ではこの猛禽と出会うことは少ないので、一瞬戸惑いましたが、双眼鏡を一度外してからもう一度見返した上でサシバの若♀と確認しました。

調整池で捕らえたのでしょうか、カエルらしき小動物を足元には掴んでいて、引き裂いて食べていました。

疎林が混じるこの草原はサシバが生息できる環境でないので移動の途中だったのでしょう。

さらに、同じ場所でハイイロチュウヒ♂タイプがひらひらと草原上を飛んでおり、この時期に?と、またしても双眼鏡を見返してしまいました。尾羽も傷んでいたのでこれから北国に渡れるか少し心配になってしまいます。

このように、ちょっとした隙間時間でもフィールドに出れば何かしらの発見の可能性があるのでフィールドワークは欠かせません。