先週末に山麓の霊園を訪れた際、4羽のアカウソ(冬鳥として北方の大陸から渡来するウソの亜種)が桜の冬芽をついばんでいました。

 もう十数年前のことになりますが、その年はアカウソの当たり年で、桜並木で有名なこの霊園のいたるところで観察され、バーダーにとっては嬉しい出来事でした。

 ところがアカウソは桜の花芽が大好物で、人間が花見のために植えた桜の並木はアカウソのとってはレストランのようなもので、多数のアカウソが大量のソメイヨシノの花芽を食べ、新聞に犯人扱いで掲載されていました。当時、桜の花芽に忌避剤を散布し対処したと記憶しています。ウソには罪は無いはずですが・・・。

 ここしばらくは当時のようなアカウソの当たり年はないので人様もその存在を気にしていないと思いますが? 当たり年になるとまた騒ぎだすのでしょうか。