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先週聞いたカッコウの囀りが耳から離れず、日曜日、昼食までに自宅に戻る約束をして、近くの高原に車を走らせました。
目的地で車を止めると、早速、周辺からはアオジ、ホオアカ、コヨシキリ、オオヨシキリの囀りが、遠くからはカッコウ、ホトトギスの声、そしてオオジシギのディスプレイフライトの音も聞こえます。
「カッコウ、カッコウ、クワッ、クワッ、クワッコウ」と薫風に乗ってくるカッコウの声は、心の底まで晴れ渡らせ、あらゆる人のストレスをあっという間に取り去る魔法があるかのように思えます。だれでもが知っている、そして日本の自然には欠かせない詩情あふれる声です。しかし、最近はこの声が聞こえるフィールドが少なってきたことがとても残念です。
しばらくカッコウを観察していると広い範囲で休みなく飛びまわっていて、周辺に生息する、モズ、コヨシキリ、オオヨシキリ、ホオアカ等の動静を偵察しながら、託卵の機会を狙っているかのようでした。(その爽やかな姿声とは正反対に、真っ当な人間には理解できない托卵の習性がまた面白い。)
すると突然、少し離れた枯れ木に止まると、昼寝をしてしまうくらいの長い時間、微動だにせずにじっとしていました。偵察飛行に疲れたのだろうか。このカッコウは「自分で巣を作り、子育てしたほうが楽なのでは」ときっと思っていたはずです。