
ここは江戸時代以来何百年もの間、禁伐林として手厚く保護されてきているため、ブナ、アカガシ、ヒメシャラ、ケヤキなどの大木が見られる奥深い森です。
林内に入り込むと肌に触れる空気の質がほかの林と何かが違うように感じてしまうほど荘厳な森なのです。
森の木々はまだ新芽が芽吹き始めたばかりでしたが、歩き始めるとすぐにコルリ、センダイムシクイの夏鳥が迎えてくれました。声は聞かれませんでしたがオオルリ、キビタキも来ているでしょう。
しかし残念なことにその清々しい囀りはすぐにガビチョウ、ソウシチョウの圧倒的な声量に打ち消されてしまいました。
年々その耳障りな声を聞く機会が増えています。確かに下層に笹が繁茂するガビチョウ、ソウシチョウが好む環境ですが、その増え方が尋常でないように思えます。ガビチョウ、ソウシチョウの押し付けがましい声と派手な装いは、日本の神聖なる森には全く似つかわしくありません。早急な対応策が必要です。
(ソウシチョウの写真は2年前に撮影したものです。ブレブレで申し訳ございません。)