アメリカンファミリー 死亡保険金受取人を~から「私」に変更する

~は母親で死亡しています。

 

 

この保険契約も保険法改正前の契約で、遺言で請求者や受取人の変更をする事が可能かどうか、保険会社判断になるやつです。

この保険契約は「国民健康保険延滞による差押」が執行された保険でした。精算は終ったのですがまだ差押の解除には至っていません。

しかし死後に保険料の引き落としが発生してしまったので、とりあえず死亡した事も含めて報告しなきゃって事で電話しました。

 

9月29日 電話対応はもう1つの保険会社より丁寧と言うか、少しだけ優しく感じました。初めての電話なので当然のように「後日のご連絡」という事になりました。

 「同居されていた同性パートナーさんですか」と聞かれてしまいました。同居でしたが住民票は移していなかったので、別居扱いになり話が簡単に進まない印象でした。

 

 少しして折り返しの電話があり「遺言書のコピーを郵送して欲しい。その為の封筒を郵送する」と連絡がありました。「差し押さえ解除の書類も一緒に」と言われましたが、死役所は遅くなると言ってて何時になるか分からないのですが…と言うと「とりあえず遺言書のコピーを送って欲しい」と言って頂けました。電話対応の言葉に優しさを感じて少しだけ気持ちが楽な感じでした。

 

10月24日 「郵送された書類を判断した結果、請求出来る事となりましたので、必要書類を郵送します」と連絡がありました。

 

 日本生命の鈍足に比べて随分早い対応にビックリ。こちらの方が金額が大きいので時間がかかると覚悟していたのですが…

 しかし「亡くなられた~」とかのセリフを言われると涙が出て困る。しっかり対応しないとなのに…

 

10月27日

 郵送されて来た診断書を病院へ持って行った。

 彼が亡くなってから久々に行く病院。面会受付の方は私の顔を覚えているようで「今日は面会じゃないんですか?」と言って来て、軽く頭を下げて内科受付へ書類を提出。

 いろいろな思い出が溢れ出てきて涙が止らなかった。リハビリに使った階段。病棟へのエレベータ。温熱療法の部屋。病名と入院を言い渡された診察室。なんとも言えない気持ちで… 帰ろうとしたら総合受付の人に「大丈夫ですか」と声をかけられた。涙はとまっていたはずなんだけど…

 

11月20日

 病院から診断書が出来たと連絡があって取りに行き、そのまま返信用封筒へ入れてポストに投函。

 請求書の続柄は「遺言執行者」だった。やっぱり「同性パートナー」は難しいのかも(古い保険契約だった為なんだけど)

 

12月4日

 支払い明細が届いた。入金は11月30日に銀行にすでにされいた。

 

 彼がまだ闘病中だったら「入ってて良かったね」って言ったり、とりあえず金銭面の心配しないで「治療に専念しよう」とか色々言えたんだろうな。

 

 結局日本生命より簡単に早く手続が終わって、外資系って心配だなって思ってた最初と今では逆になってる。市役所に差押さえされてた保険だったけど、本当に早く終わった。