この記事はリアルな表現をしていますので苦手な方は閲覧をしない事をお勧めします。

 

9月8日

SpO2 97(酸素4L投与) ・ 脈拍 78 ・血圧 58/36

4:27 オムツ交換しようとしたけど閉尿。

血糖値測定 497

看護師さんが顔を拭こうとしたけど、嫌がっていたのでほぼ拭けず。

 

 口腔ケアしようとしたけど、カンジタ菌がくっついてた場所から出血があり、前歯と舌の一部だけにした。

 ヒゲそりと、顔を蒸しタオルで拭いた。でも皮膚が乾燥で肌荒れでが酷いので、あまり綺麗には拭けなかった。

 

10:30 SpO2 96(酸素4L投与) ・ 脈拍 64 ・血圧 40/20

 

数分後血圧測定不能。呼吸にゴロゴロ音を鳴らす様になる。

 

11:40 心拍50以下

 

11;50 心拍40を下回り始める。

 酸素飽和度を若干低下。

 

12時 心拍数さらに40台を切り始める

 

10分後くらいからモニターが色々と警告を出し始める。

ゆっくり心拍数が低下。30台になると呼吸も段々と遅くなった。

その後たんか何かを吐き出そうとするも、すぐに戻ってしまっていた。

 

さらに何分後くらいだったのか…全ての項目でモニターが異常を示し始めた。

心拍数から始まって呼吸数異常。そして酸素飽和度の異常。

心拍10台を表示しはじめる。呼吸も激減。

痛がる様子は無かったと思う。

 

12時30分ころ 特に身体を動かす事も、声を出す事もなく心肺停止。

 

20分ほど彼と二人きりの病室でキスをして、ベットの上で抱付いた。

 

主治医の死亡確認。その後数分でCVカテーテルを抜去。

 

その後また二人きりにして頂いたので抱付いたらカテーテルの部分から血と腹水が混じった様な物があふれ出して、看護師さんに再度フィルムを貼ってもらった。

 

看護師さんと共に清拭。その最中体位を横向きにしたら鼻から血液まじりの体液。もしかしたら肺の中に水があったのかも。溺れる様な苦しみだったのかもしれないと考えさせられた。

簡単な顔のメイク。髪の毛を洗う。私が持参した洋服へ着替え。

 

その後主治医から解剖の有無を聞かれる。

 

数十分二人きりにしてくれたので、ベットの傍らで手を握って何か言った。記憶にない。

 

葬儀社へ連絡。

荷物整理。

 

病院から彼を運んで一旦葬儀社へ。

納棺後数分顔を見て、火葬場送り。何も出来なくてごめんなさいと連呼した記憶。

火葬のみの直葬を選択していたので、葬儀社の方が来てから彼に会える時間だけをみると5分無かったと思う。葬儀をしないって看取ったり、最後を見られなかったら顔を見る時間も無いんだって。

 

記憶がまだあるうちに書いてみたけど、残り1時間ほどの出来事は多分書ききれてないと思う。