7月22日 朝ベットの横に置いておいた携帯で電話をくれた。

外科の先生が朝やって来て

・手術上手くいきました(成功した)
・後は痛みやね。

と言い残し退散。

仕事の電話がかかって来た。返事しなきゃと言っていたので、私が代理で電話しておくと伝える。飲食が何時からなのかは全く言われず退散したから何時からなのかな?と聞いてきた。分からないとしか言えなかった。
レントゲン撮りに来た。
朝の検温は36.5℃だったらしい。朝、モニタを外された。

 

面会時

SpO2 99 ・ 脈拍 88-90

 手術当日は気が付かなかったけど、お腹にチューブからチューブが出ていて、それを貯める小さなバックがあった。朝「真っ赤」だったのが今は「ちょい薄い赤色」 これ説明ないんですよね。ほんと執刀してくれた医者は説明を嫌がる様子。

 痛みはどんな鎮痛剤を使っているのか分からないけど良く効いている様だった。昼には歩行可になっていたみたいで電話をくれた。声は普段の声って感じだった。

 ◎お腹から出てるチューブは「情報ドレナージ」だと思われる。ネットで調べたら出て来て納得。

 

23日

 何時も午前中に電話くれるのに午後に電話をくれて「痛すぎて汗だく」と言ってた。電話をくれる直前に点滴で痛み止めを入れてくれたらしい。 がんと開腹手術両方の痛みがくるまら「疼痛管理は念入りにお願いします」と外科医に何回も念を押してたのに、結局普通に管理してた模様。中規模の病院は先生同士・看護師と先生の連携が取れないのかな?

 それを聞いて入院してる病棟ナースセンターに電話で「脂汗かくほど痛がっている様子ですが、疼痛管理どうなってるの」と電話するも「外科手術の後だから痛くて当然」「薬が効くか個人差が」「看護師に直接言ってくれれば」などと言われる。

 本人が痛がっているから点滴を入れたのでは?と呆れた。同時に任せられるのか不安…

 

面会時

SpO2 98 ・ 脈拍 76-90

 痛みは点滴でなんとかなってるみたいで安心した。本人がこの病院やめた方が良かったと言い出す。そりゃ当然かなと思う。告知終ったらセカンドオピニオンも検討するけど、とりあえず主治医の今後の方針を聞かないとです。

 

24日

SpO2 99 ・ 脈拍 98-114

 寒がりさんが病棟全体に多いらしくエアコンを切ってしまう人が多く、部屋や談話室が少々暑い。本人がどこに居ても微妙に熱くてうっすら汗が出ると言っていた。私もこれはちょっと動いたら暑いかなって思う感じの室温だった。こればっかりは病院次第なので。

 痛みは動こうと思えば動ける程度に疼痛管理されてる模様。昨日苦情を言ったのが少しは効いたのか点滴を使ってくれてるらしい。

 ドレーンの廃液はまだ微妙な色。早く淡色にならないかな。

 

25日

SpO2 98-99 ・ 脈拍 107-114

 痛みの管理にかなり不満がたまっている様子。午前中の電話で痛くて談話室まで行けないと言っていた。痛みは切開した部分らしく、膵臓では無いらしい。

 ドレーンの廃液の色がイマイチ。糖尿病の影響なのかなんなのか分からないけど、そもそもネットで調べた範囲で判断しているので実際それで良いのか分からない。

 

26日

 市役所へ国民健康保険の減額や延滞税の減免など出来ないか問い合せ。「自営業者には保険料の減額や延滞税の減免など、利用出来る制度は一切ありません」と断言されました。

 仕方ないので「中央社会保障推進協議会」の地元支部へ相談するも、会員である議員さんへ直接相談できる様にしましたので、気軽に相談して下さいと連絡先を教えてもらった。少々おおげさな事になってしまったので一旦この話は保留する事に。

 

面会時 SpO2 98-99 ・ 脈拍 97-114

 やっと「痛い」と呪文を唱えると点滴による痛みの緩和ケアを行ってくれるようになったようで、苦悶の表情が消えてて安心した。(本人からの申告だけでは無く、看護してる側からも言わないと、ここまでしてくれないのは困るんですけどね)そのせいで「少し良くなってる気がする」と言っていた。これが根治手術の後だったら素直に喜べるのだけど、姑息な食事出来るようにするだけの手術で、辛い治療はこれからだから素直に喜べない複雑な心境です。

 お昼から食事が開始された「重湯」「具のないしじみの味噌汁」「?などろどろの何か」が出たみたい。味噌汁は美味しかったけど、それ以外はまずかったらしい。

 ドレーンからの廃液の色がまだ血が結構混じっていて、先生も気にしているのか、毎朝確認に来る様になったらしい。早く外せるくらいにならないかなと願うばかりです。

 

27日 SpO2 97-99 ・ 脈拍 104-110

 面会時は痛みは2/10くらいらしい。しかし早朝は汗が出るほどの痛みで、痛み止めの点滴を貰うのに何回も看護師さんに言わないと出してくれなかったらしい。後回しにされて遅い!とも言っていた。もしかして普通の開腹手術だけと勘違いされているのか?? いまどき痛みを我慢させる病院はあまり無いと聞いているんだけど。一回ナースステーションには電話で直訴しているし、これ以上言うのであれば先生に直接言う事になるのだろうけど、もう少しだけ様子見でガマンしてみる。

 相変わらずドレーンからの廃液の色が血の色がちょっと濃いめ。いい加減に目立たない程度まで綺麗な廃液になって欲しいんだけど気になる…

 暖かめのお味噌汁が少ししみた様で、蓋をさっさと開けとけば良かったと言ってた。そんなに熱いのは出てないはずだから、もしかしたら塩味が少し傷口にしみたのかも?

 

28日 SpO2 96-98 ・ 脈拍 84-86

 朝歯磨きの時にお腹のドレーンの部分から大量の体液が流出。ガーゼ交換のみで何もしない様子。(説明無し) 色もまだ血が多めの色。

 体重は入院時より少し増えたかも52.?だったらしい。

 食事が重湯から三分粥かなに変更。高カロリー飲料から牛乳に変更・菜っ葉(多分小松菜)が出た。

 大便の色が気持ち「緑色」っぽかったとの事。胆汁や膿でなければ良いのだけど。熱は無く顔色も黄疸が少し見られるけど、血色はそれほど悪く無いので、本人の気のせいであってほしいと思う。

 

29日 SpO2 97-98 ・ 脈拍 110-116

 朝ドレーン挿入口のガーゼは体液が少なかった。しかしこれ以上は感染症リスクがあるのでドレーン抜去。しかし廃液の色は相変わらず血が少し多めで変わってなかったらしい。

 三分粥から七分粥へ。量も増えおかずも種類が増えたらしい。そして栄養点滴中止。

 おしっこが紅茶色していたらしい。おそらく「ビリルビン尿」

 面会時1日でこんなに???って思うほど黄疸が目と顔の皮膚にはっきりと現れていた。特に目はかなり黄色に変色。がん治療の前に食事を摂れるようにと選択したのが裏目に出た可能性。がんがもしかしたら予想以上の早さで大きくなっているかもしれない。おそらく内科病棟だったらとっくに血液検査と尿検査のオーダー出てるのでしょうけど、今は外科病棟たぶん普通に傷の経過観察だけするのかな…分業・縦割りで動いてる感じてイライラする。不安も増すばかり。

 私が内科主治医に連絡して診察をお願いする事も出来るのですが、今の病院は順番を抜かして(まず看護師へ連絡)動かれるのを嫌うので後3日がまん。水曜日には内科病棟へ移動するらしいので。(過去に1回やって看護師さんに直接言われました。まぁ本人が看護師さんに2回程度言っても先生の耳に入ってない様子で何も処置されなかった…以下略)

 バイパス手術の時に胆管ステントの話はしたのだけど、まだその段階では無いと言われ一応納得したのですが、もう少し粘っておけば良かったって事にならなきゃ良いのだけど。

 

30日 SpO2 96-97 ・ 脈拍 107 ・ 朝食前血糖値 110

 朝のおしっこを溜めて看護師さんに見せたら、まぁそんな騒ぐ程では無いかなと言っていたらしい。先生には報告するとの事。

 黄疸ってこんなの!って見本の様にますます分かり易く顔や目にしっかり現れる。鎖骨あたりの皮膚も変色が始まっていた。痒みは無いみたい。

 朝食からごはん以外のおかずは常食と同じ物が出たらしい。味も普通の濃さになったと言ってた。

 痛みの管理はやっと安定しているらしく、今日は朝も含めて2/10くらいで穏やかだった。熱もなく黄疸さえなければ穏やかな感じだった。

 

31日 SpO2 98-99 ・ 脈拍 99-103 ・ 昼食前血糖値 182

 朝本人が顔が黄色い事に気が付いたと言ってた。黄疸の範囲がお腹や腕まで来ている感じ。

 

8月 1日 SpO2 97-99 ・ 脈拍 104-111 ・ 昼食前血糖値 288 ・ 血圧 123

 朝食から全粥になった。何が食べたいと聞いてみたら普段の好物である「とんかつ」と言ってて、もしかしたらがん悪液質がそれほど進んで無いかもって少し期待。見た目はかなり進んだ状態に見えるけど。

 血糖値を聞いてびっくりしちゃった。今日から普段飲んでた糖尿病のお薬を飲む事になった。

 

2日 SpO2 98-99 ・ 脈拍 105 ・ 朝食前血糖値 110 ・ 昼食前血糖値 113

 昼ご飯からお米が普通食に変更。血糖値測定中止。