先週、Brexit延期法案成立、香港緊張緩和、米中協議10月再開期待等で、市場心理が好転しました。
いずれも恒久的に解決したはいないものの、過度の警戒感から解放されて、PER=12倍台まで戻して様子見となりそうです。
次は、来週9/17-18のFOMCに焦点が移ります。その前に9月メジャーSQ。
この4日間で21,500円台に急回復した後のSQ値が高くなってしまうと、月後半戦が厳しくなりそうです。
嵐は一旦去り、10年債金利が2年債金利を上回る正常な状況に戻りましたが、長短金利差逆転後の景気後退が半年後に来るのかどうか・・・
FOMCによる政策金利目標と10年債金利、およびダウ平均株価の約30年間の推移を下記に示します。
この30年間で、金利高水準からの引き下げは5回ありました。
その中でも10年債金利が先行して下げていたのは'01年と'08年で、FRBの対応が後手に回った事例でした。
今回は、"予防的措置"と大々的に宣伝されています。'95年や'98年の事例に相当するとのことです。この2事例では利下げは3回まででした。今回も9月は利下げの可能性が強く、次に12月に利下げするとみられています。
高々3回で止まり、その後に適温相場が続けば、確かに"予防的措置"となるのでしょうけれど、それでも今日の10年債金利1.75%弱が3回利下げ相当水準ですので、今後市場がどう判断するかにかかっています。
トランプ氏も来年大統領選挙が迫るにつれ、ボルトン氏解任等、信念のない柔軟化路線に舵を切り、経済底割れを避けたいようですが、中国がそれに乗ってくるのかどうか。


