§8.カッパの授業プリント例

7.人生の収支決算

~金銭データで予測「自分の将来」~

  )組(  )番(         

※今回のプリントは元データが失われておりますので悪しからず。

1.三大資金

   )資金・(   )資金・(   )資金

2.平均的な費用

・教育資金(子育て費用の内、生活費などを除く教育にかかるお金の総額)

 平成24年度文部科学省調査によると・・・

学校段階

公立

私立

幼稚園(3年間)

70万円

146万円

小学校(6年間)

183万円

853万円

中学校(3年間)

135万円

389万円

高校(3年間)

116万円

290万円

大学(4年間)

518万円

813万円

 すべて公立(国立も含む)で通すと・・・1022万円

 すべて私立に通うと・・・・・・・2369万円(私大文系)・2491万円(私大理系)

 要するに高校卒業までにかかる教育費は少なくとも一人(   )万円!

・住宅資金

 平成26年度国土交通省の調査によると・・・

 住宅購入資金の平均額

   宅地を含む注文住宅・・・・・・・・・・・・約(    )万円

   新築マンション・・・・・・・・・・・・・・3583万円・中古マンション2253万円

・老後資金

 一般には夫婦二人で必要な総額はおよそ(    )万円といわれている。

 内、退職金でまかなえるのは・・・35年以上、同じ職場で勤務し続けた場合

  大卒者の退職金(平均)・・・・・・・・・・・・・(    )万円~2500万円

  高卒者の退職金(平均)・・・・・・・・・・・・・(    )万円

  中卒者の退職金(平均)・・・・・・・・・・・・・1500万円

 65歳以降、もらえる公的年金(積み立てを全納している場合)

  平成25年度の厚生労働省

  (   )年金(自営業者等)・・・・・・・・・・・・・月約(  )万円

  (   )年金(会社員等)・・・・・・・・・・・・・・・月約(  )万円

 65歳以降の平均余命は男約(   )年、女(   )年

 ⇒ずっと正社員だった男の年金(厚生年金)総受給額は(    )万円

まり。これにプラス退職金2000万円で老後の総収入計(    )万円強となる。これなら夫婦二人が必要とする老後資金6000万円は何とかなりそうだ。しかし企業によっては退職金制度の無いところも少なからずある

  他方、ずっと(      )だった場合、

国民年金の総受給額は男で(     )万円ほど

退職金は(    

  正社員だった人との(      )は5000万円近く

年金(    )は6000万円以上の格差がつく

※2015年11月の統計(厚生労働省)ではついに非正規雇用者の割合が(  )%を突破し、新卒者の非正規雇用率も40%となった。

・高齢者の貯金額(60代の平均)・・・・・・・・・独身は約1000万円

                    夫婦で約1300万円

・老後の生活費 総務省のデータでは夫婦で月(   )万円が平均

 ⇒27×12×23年=7452万円

3.生涯賃金

 平成22年度の調査では同一企業で定年まで勤務した場合・・・

最終学歴

中卒

(     )万円

 (     )万円

高卒

2億4千万円

1億8千万円

専門・短大卒

2億4千万円

2億円

大卒

(     )万円

2億4千万円

4.まとめ

今でさえ、教育と住宅に世界でもトップクラスの負担を要する日本。加えて皮肉にも平均寿命まで世界トップクラス。当然、「      」の増大は今後さらに深刻化するはずである。特に「     年問題」が一部で取りざたされているように団塊の世代が70代の後半になっていった時、介護医療費の激増に(    )兆円を超す債務を抱える日本が果たして耐えられるのかどうか・・・近い将来、日本の底力が試されることになろう。私たちは10年後の過酷な日本社会で生き抜く覚悟を今のうちから固めておく必要がある。

そのときあなたはフリーターで年金未納者の方が迎える老後の悲惨さを想像できるだろうか。10代で出産してしまった(          )が直面する貧困のレベルが想像できるだろうか。2015年の調査では母子家庭の年間所得の平均は234万円ほど、児童のいる世帯の所得平均は673万円である。日本の男女格差の大きさは世界145カ国中(   )位。とりわけ管理職に占める女性は少なく、課長以上でわずか8.3%に過ぎない。俗に若い女性にとって最後のセーフティネットといわれた(     )業ですら、急速に稼げなくなっているともいう。これはもはや他人事ではない。自分の将来と真剣に向き合って、どう生きていくべきなのか、今のうちにじっくりと考えてみよう。