その7.①教職の大安売り!

※この記事は常に新鮮なネタを提供すべく、随時、更新されています。

 

 カッパの伝言板ではその4、その5、その6などで教育問題、とりわけ高校教育の問題点、授業のあり方などを取り上げてきました。ただしそれぞれブログとしてはあまりにも長文で読みにくいものとなっております。

 スマホでブログを見る人にはとりわけ厳しい展開…ご迷惑をおかけしております。確かにこんなダラダラした長文はホームページを作るか、本にして発表しろ…とのご叱正も当然、あるでしょう。

 

 他方で、あまりにも文章を短く刻んで連載形式にしてしまうと、文章全体の流れが分断されてしまい、かえって分かりにくくなるおそれもあると考えてます。

 実際、扱っているテーマが読みやすい短文に分解できる話題ではありませんので、カッパのワガママかもしれませんが、その4,その5,その6などはそのままの形に今後もとどめておきたいと思っております。

 しかし、それでも、一人でも多くの人に、カッパの伝言板への興味を持っていただき、読んでいただきたい…

 

 そこで「その7」では以前の長文から、「これぞ」という短い文章をピックアップしてご紹介していくことにいたしました。具体的には記事や動画の紹介にちょっとしたカッパの意見を付け加えたものがありますので、まずはその中から多少、手を加えつつ、順不同でピックアップしていく予定です。

 今後、新たに紹介したい動画や記事を付け加えていくこともしていきますので、その中からも「その7」に加わっていく文章があるでしょう。したがってカッパの伝言板「その7」は今回の①から始まって延々と続く可能性のあるものです。

 

 では早速…

 

教員の魅力を動画でPR 千葉県教委作成、来月にも公開

  東京新聞 2023年9月10日

 教員採用試験の倍率低下、教員不足に危機感を抱いた文科省と各地の教育委員会は恥も外聞も考えるこ となく、「青田買い」どころか教職のバーゲンセールまがいの詐欺的商法にまで手を伸ばし始めている…ずいぶんと落ちぶれたものだ。

 さしずめ千葉県の場合は例えていえばこう言った塩梅ではなかろうか。

 

 これまで堅調に売り上げが出ていた人気商品がこのところ何だか少しずつ、売り上げが落ちている。宣伝広告にもっと力を入れればきっと売り上げは回復するに違いあるまい。だって商品の質にはそれなりの自信があるし、老舗としての伝統の力もある、問題は宣伝不足…そこで思い切った新機軸を打ち出そう。そうだ、若者に訴求力のある動画作成を業者に依頼し、商品の魅力を分かりやすく、かつガッツリとアピールしてもらおうではないか…

 

 しかし本当に商品の品質は保たれてきたのだろうか。肝心のお味の方は時代の流れに取り残されていないだろうか。風味は古臭くなっていないだろうか。今どきパッケージだけ飾り立てても胡散臭いだけ…箱の中身は実際、いかがなものだろうか。とっくの昔に賞味期限が切れていないだろうか…

 

 どうみても強烈な腐臭が漂っているはずなのだが、なぜ、売り場の誰一人としてそれに気づかないのだろうか。そもそも商品が劣化していないか、誰か定期的にきちんとチェックしてきたのだろうか。

 腐り切った商品を30年以上の歳月と交換に若者へ売り渡し、彼らをたちまち過労死や精神障害に追い込む…こんなブラック企業のような悪徳商法を国と県はいつまで続けるつもりなのだろうか。

 

 完全なブラックボックスと化している学校の中身は意外なほど闇が深い。箱の中身が見えにくかったからこそ売れてきただけのインチキ商品に、日本の将来を背負うべき未来ある若者が騙されて手を出してはなるまい。

 それにしても罪深い、とはこのことだ。

 

・・・なぜカッパがここまで文科省や教育委員会を批判するのか、知りたい方はカッパの伝言その4(前編)をお読みください。