25．庚申信仰について
市原坂下バス停近くにある市内最大の三猿庚申塔
庚申の日の夜に身を謹んで徹夜すると長生きできるという信仰で、中国の道教（中国固有の信仰）に由来し、日本には8世紀頃伝来。道教によると人の体内には三尸（さんし）と呼ばれる三匹の虫がいて人間の早死にを望んでいるという。庚申の夜、人が眠っている間に虫は天に昇り、人間の寿命をつかさどる天帝にその人の日ごろの罪を報告し、寿命を縮めようとする。これを防ぐために10世紀には「守庚申」と称して徹夜の宴会を開くことが宮中で始まっていた。15世紀には仏教と習合して「青面金剛」や「観音」などが庚申の日の信仰対象とされるようになったという。青面金剛は青い肌で体に蛇を巻きつけた恐ろしい形相の神。怒らせると奇病を流行させるといわれるが、逆にうまく祀り上げると病気から守ってくれると考えられた。
江戸時代には神道と習合して庚申の本尊を「猿田彦神」とすることがあった。このため江戸時代に造立された庚申塔には猿（特に三猿）が刻まれることが多いのに加えて、「青面金剛尊」ではなく「猿田彦大神」と刻まれることがある。
市内では比較的古い時期のもの（17世紀後半）に三猿のみの庚申塔が目立つ。ただし道標や馬頭観音、地蔵、道祖神などと同様、多くが雨ざらしの野仏であるため風化が進み、年代等の判読が難しくなっていることも多い。
庚申講という組織がつくられ、正月の初庚申から60日毎の庚申の夜に各自白米を持って当番の家に集まり、青面金剛や猿田彦神の掛け軸に酒と精進料理、賽銭などを供えて般若心経を唱える。読経のあとはたいてい徹夜の宴会となったため庶民の娯楽ともなり、江戸時代に入ると民衆の間に急速に普及した。これを三年、五年と続けると三尸の虫が衰弱し、人々の長寿が約束されるというもの。 庚申待を三年連続で行うとその記念として毎回の積立金を用いて庚申塔を造るのが通例であった。塚の上に造る場合には庚申塚と呼んだ。各地に庚申講が組織され、頻繁に「庚申待」が行われていたことが今も残る庚申塔の多さ（船橋市内では321基確認、
市原市内で212基）からうかがえる。
なお国内で最古の庚申塔は1471年（板碑）のもの。三猿は日光東照宮の厩の彫刻が最古。千葉生実城の堀跡からは享禄4年（1531）銘の庚申待ち板碑が見つかっている。
市内での造塔のピークは17世紀後半から18世紀前半にかけてであり、18世紀後半からは富士講、三山講など修験道系の石造物が急速に目立ってくる。また庚申塔であっても文字塔や道標を兼ねたものが目立ってくる。次第に信仰と物見遊山を兼ねての旅行が民衆にとって身近なものとなり、遠国への憧れも強まる中で村にとどまる形式の庚申待ちは徐々に魅力が薄れてきたに違いない。
庚申の年には特に庚申待が盛んになり、庚申塔が造立される事も多いとされるので以下、江戸時代の庚申の年を挙げておく。現在、半数程度の庚申塔しか確認できてはいないがカッパの調査結果を表にまとめておいた。庚申年では延宝8年（1680）には市内でも六基の庚申塔が建てられており、一定の傾向が確認できる。しかし、元文5年は二基のみで、寛政12年、万延元年での造塔は個人的にはまったく確認できておらず、この点でも庚申信仰への熱意が18世紀末頃には急速に冷めてきていたことが伺えよう。
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江戸期の庚申年： 1620年＝元和6年、1680年＝延宝8年、 1740年＝元文5年、1800年＝寛政12年、1860年＝万延元年 |
市内の主な庚申塔（年代順）一覧表：カッパ作成
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年代 |
設置場所 |
特色・形式 |
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万治2年＝1659 |
池和田大宮神社 |
三猿祠型 |
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万治4年＝1661 |
市原坂下バス停近く |
三猿舟型光背 |
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寛文4年＝1664 |
今津朝山春日神社近く |
三猿笠付角柱 |
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寛文7年＝1668 |
安久谷橋近く竹薮内 |
三猿祠型 |
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寛文8年＝1668 |
青柳庚申塚（福寿庵裏） |
六度庚申 |
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同年 |
青柳光明寺 |
一猿一鶏「南無阿弥陀仏」 |
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寛文9年＝1669 |
五井大宮神社 |
三猿笠付石柱（？） |
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同年 |
馬立大宮神社 |
三猿 |
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同年 |
武士建市神社 |
青面金剛尊舟型光背 |
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寛文11年＝1671 |
島田米之台墓地 |
三猿祠型 |
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寛文12年＝1672 |
天羽田天照大神宮 |
三猿舟型光背 |
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同年 |
櫃狭神社 |
青面金剛尊舟型光背 |
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寛文13年＝1673 |
牛久三島神社 |
青面金剛尊舟型光背 |
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同年 |
北青柳公民館 |
青面金剛尊笠付角柱 |
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延宝2年＝1674 |
椎津八坂神社 |
三猿舟型光背 |
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同年 |
分目浅間神社跡 |
三猿祠型 |
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延宝3年＝1675 |
深城熊野神社 |
青面金剛尊舟型光背 |
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延宝4年＝1676 |
西野熊野神社 |
三猿駒型光背 |
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同年 |
五井下谷墓地 |
青面金剛尊舟型光背：破損大 |
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延宝5年＝1677 |
菊間千光院（山王山） |
三猿笠付石柱 |
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延宝6年＝1678 |
天羽田天照大神宮 |
三猿板碑型 |
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同年 |
戸面夕木熊野神社裏山 |
三猿文字塔 |
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延宝7年＝1679 |
川在墓地近く |
三猿文字塔（山舟） |
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延宝8年＝1680 |
南岩崎蓑毛神社 |
三猿笠付角柱 |
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同年 |
青柳庚申塚（福寿庵裏） |
三猿笠付角柱 |
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同年 |
川在大宮神社 |
二基・青面金剛尊舟型光背 |
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同年 |
惣社国分寺 |
青面金剛尊笠付角柱 |
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同年 |
菊間田中前路傍 |
青面金剛尊入母屋破風 |
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同年 |
田淵持田崎 |
青面金剛尊笠付角柱 |
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天和2年＝1682 |
柏原神社 |
三猿笠付角柱 |
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同年 |
牛久中八幡 |
三猿笠付角柱 |
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貞享2年＝1685 |
惣社国分寺 |
青面金剛尊笠付角柱 |
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貞享3年＝1686 |
万田野天津日神社 |
三猿舟型 |
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貞享4年＝1687 |
武士建市神社 |
青面金剛尊舟型 |
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同年 |
村上川瀬会館近く |
青面金剛尊舟型 |
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同年 |
牛久中八幡 |
青面金剛尊舟型 |
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同年 |
妙香公民館裏 |
青面金剛尊笠付角柱 |
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元禄元年＝1688 |
高坂篠原家脇 |
青面金剛尊舟型 |
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元禄3年＝1690 |
葉木妙見神社 |
青面金剛尊舟型 |
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元禄4年＝1691 |
能満日枝神社 |
青面金剛尊笠付角柱 |
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同年 |
皆吉観音寺 |
三猿文字塔山舟 |
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同年 |
中高根七日市場墓地 |
青面金剛尊笠付角柱 |
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元禄6年＝1693 |
八幡猿田彦神社 |
青面金剛尊笠付角柱 |
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同年 |
佐是浅間神社 |
三猿舟型光背 |
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同年 |
南岩崎小勝山団地 |
青面金剛尊舟型 |
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同年 |
久保中郷行屋 |
青面金剛尊笠付角柱 |
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同年 |
山口八坂神社 |
青面金剛尊山舟 |
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元禄7年＝1694 |
畑木三山塚 |
青面金剛尊笠付角柱 |
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同年 |
磯ヶ谷八幡 |
三猿駒型 |
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同年 |
青柳稲荷神社 |
板碑型 |
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元禄8年＝1695 |
五所金杉旧道路傍 |
青面金剛尊笠付角柱 |
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同年 |
門前寶積寺 |
青面金剛尊型 |
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同年 |
山倉春日神社 |
三猿祠型 |
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元禄9年＝1696 |
新堀八幡神社 |
青面金剛尊駒型 |
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元禄10年＝1697 |
青柳正福寺 |
青面金剛尊 |
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元禄11年＝1698 |
岩野見水神社 |
青面金剛尊駒型 |
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同年 |
山田共同墓地 |
青面金剛尊山舟型 |
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元禄14年＝1701 |
磯ヶ谷八幡 |
青面金剛尊笠付角柱 |
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元禄15年＝1702 |
安須霊園 |
青面金剛駒型 |
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同年 |
栢橋林泉寺裏山 |
青面金剛尊舟型 |
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宝永3年＝1706 |
菊間千光院 |
青面金剛尊唐破風 |
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同年 |
朝生原椿沢山中 |
青面金剛尊舟型 |
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宝永5年＝1708 |
薮寺西橋近く墓地の側 |
青面金剛尊 |
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同年 |
小谷田上の代大山祇神社 |
青面金剛尊 |
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同年 |
月出路傍（東漸寺近く） |
青面金剛尊山舟型 |
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宝永6年＝1709 |
西広西廣院 |
青面金剛尊 |
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同年 |
古敷谷天津日神社 |
青面金剛尊唐破風 |
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宝永7年＝1710 |
柏原持宝院 |
青面金剛尊笠付角柱 |
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同年 |
柿木台路傍 |
青面金剛尊 |
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正徳2年＝1712 |
馬立根元神社 |
青面金剛尊笠付角柱 |
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同年 |
折津根向大山祇神社 |
青面金剛尊笠付角柱 |
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正徳3年＝1713 |
椎津霊光寺 |
青面金剛尊駒型光背 |
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同年 |
朝生原椿沢山中 |
文字塔 |
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同年 |
大和田光厳寺 |
青面金剛尊山舟型 |
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正徳4年＝1714 |
不入斗西光院近く |
青面金剛尊・破損 |
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同年 |
石神路傍 |
青面金剛尊山舟 |
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正徳5年＝1715 |
郡本正光院 |
青面金剛尊笠付角柱 |
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享保元年＝1716 |
馬立新田 |
青面金剛尊駒型 |
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同年 |
廿五里新田 |
青面金剛尊・舟型 |
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享保2年＝1717 |
田淵旧日竹能満寺近く路傍 |
青面金剛尊 |
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享保3年＝1718 |
不入斗行屋跡 |
青面金剛尊笠付角柱 |
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同年 |
今津朝山延命院 |
青面金剛尊舟型 |
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享保4年＝1719 |
姉崎正坊山 |
青面金剛尊笠付角柱 |
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同年 |
五井下谷墓地 |
青面金剛尊舟型：破損大 |
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享保5年＝1720 |
姉崎路傍 |
青面金剛尊山舟 |
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同年 |
皆吉墓地 |
青面金剛尊山舟 |
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享保6年＝1721 |
妙香路傍 |
青面金剛尊駒型光背 |
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享保7年＝1722 |
荻作満光院 |
青面金剛尊笠付角柱 |
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同年 |
片又木法蓮寺 |
青面金剛尊笠付角柱 |
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同年 |
西国吉富士塚 |
青面金剛駒型光背 |
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享保8年＝1723 |
石塚上古屋敷 |
青面金剛尊山舟 |
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享保9年＝1724 |
島野三光院 |
青面金剛尊駒型 |
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享保10年＝1725 |
平田長福寺 |
青面金剛尊笠付角柱 |
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同年 |
国本金蔵院 |
青面金剛尊 |
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享保13年＝1728 |
海保庚申堂 |
青面金剛尊笠付角柱 |
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同年 |
村田川近く旧道路傍 |
青面金剛尊・上部破損 |
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享保14年＝1729 |
田淵会館の奥 |
青面金剛尊 |
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享保15年＝1730 |
椎津瑞安寺 |
青面金剛尊 |
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享保16年＝1731 |
海保大入神社 |
青面金剛尊 |
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享保17年＝1732 |
海保征矢家 |
青面金剛笠付角柱 |
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享保20年＝1735 |
今富正光院 |
青面金剛尊駒型 |
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同年 |
折津庚申堂 |
青面金剛尊舟型 |
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享保年間 |
海保霊園無縁塔内 |
青面金剛尊舟型 |
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元文2年＝1737 |
君塚明光院近く路傍 |
青面金剛駒型 |
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同年 |
大坪福楽寺 |
青面金剛駒型 |
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元文3年＝1738 |
中高根秀明院 |
青面金剛尊笠付角柱 |
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元文5年＝1740 |
大厩辰巳台東幼稚園近く |
青面金剛尊入母屋破風 |
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同年 |
柳川大山祇神社 |
青面金剛尊舟型 |
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元文6年＝1741 |
出津八雲神社 |
青面金剛尊駒型 |
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寛保3年＝1743 |
海士有木日枝神社 |
青面金剛尊駒型 |
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延享元年＝1744 |
田尾下田尾協同館 |
青面金剛尊駒型 |
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寛延元年＝1748 |
土宇東林寺墓地内 |
青面金剛尊山舟型 |
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寛延3年＝1750 |
菊間戒誓寺 |
青面金剛尊駒型 |
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同年 |
磯ヶ谷不動堂前 |
青面金剛尊駒型 |
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宝暦2年＝1752 |
白塚墓地 |
青面金剛尊・上部破損 |
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宝暦3年＝1753 |
川岸老戸墓地 |
青面金剛尊駒型 |
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同年 |
松崎圓成寺 |
青面金剛尊山舟型 |
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宝暦8年＝1758 |
根田中島家 |
青面金剛尊山舟型 |
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宝暦12年＝1762 |
糸久圓乗院 |
青面金剛尊舟型 |
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宝暦11年＝1761 |
立野公民館 |
青面金剛尊笠付角柱 |
|
同年 |
深城無量寿寺 |
青面金剛尊笠付角柱 |
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宝暦12年＝1762 |
糸久圓乗院 |
青面金剛尊 |
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宝暦13年＝1763 |
椎津新田公民館 |
青面金剛尊 |
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同年 |
山小川路傍 |
青面金剛尊 |
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明和元年＝1764 |
不入斗公会堂跡近く路傍 |
青面金剛尊駒型 |
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同年 |
海保山王の山中 |
文字塔・山伏角柱・道標 |
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明和5年＝1768 |
牛久会館 |
青面金剛尊山舟型 |
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明和6年＝1769 |
迎田大俵 |
青面金剛尊駒型 |
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明和7年＝1770 |
郡本八幡鳥居前 |
青面金剛尊駒型 |
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安永2年＝1773 |
八幡飯香岡八幡 |
文字・山型石柱・道標 |
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安永6年＝1777 |
不入斗路傍 |
文字・石柱 |
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安永7年＝1778 |
八幡観音町旧道路傍 |
青面金剛尊駒型・道標 |
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安永9年＝1780 |
西広西廣院 |
青面金剛尊・上部破損 |
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同年 |
不入斗大高谷路傍 |
青面金剛尊舟型 |
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天明2年＝1782 |
馬立沢辺四つ辻 |
青面金剛尊駒型：石工勘七 |
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同年 |
不入斗大高谷路傍 |
青面金剛尊（坐像） |
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天明3年＝1783 |
飯沼龍昌寺 |
青面金剛尊櫛型 |
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天明6年＝1786 |
相川普門院 |
文字塔一猿一鶏 |
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天明7年＝1787 |
椎津山谷路傍 |
青面金剛尊舟型 |
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文化4年＝1807 |
五井旧道路傍（現埋文） |
青面金剛尊角柱・道標 |
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文化8年＝1811 |
不入斗医王寺 |
青面金剛尊駒型 |
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文化10年＝1813 |
米原上畑路傍 |
青面金剛尊 |
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文化11年＝1814 |
折津芋原熊野神社 |
青面金剛尊 |
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文化12年＝1815 |
青柳庚申塚（福寿庵裏） |
三猿舟型 |
|
文化14年＝1817 |
島野三光院 |
青面金剛尊・道標 |
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文政4年＝1821 |
勝間路傍 |
青面金剛尊 |
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文政7年＝1824 |
白塚墓地 |
文字・角柱 |
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文政8年＝1825 |
山田神明神社 |
青面金剛尊櫛型 |
|
文政9年＝1826 |
五井豊倉園脇 |
文字（青面金剛）・山伏角柱 |
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天保4年＝1833 |
廿五里東泉寺 |
祠型「庚申尊塔」 |
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天保5年＝1834 |
大和田光厳寺 |
三猿・角柱・南無大師遍照金剛 |
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嘉永5年＝1852 |
新生祐巌寺 |
文字・三猿 |
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文久3年＝1863 |
椎津瑞安寺 |
青面金剛尊 |
※カッパが年代等を確認できた庚申塔の総数は今のところ150基、太字は庚申年。
・庚申塔のタイプ別代表例
板碑型
石祠型
三猿型
青面金剛尊型
文字塔型