前回は、体が変わる【呼吸】のお話というテーマでお話しました!
ざっくり内容をまとめると、
□現代人は正しい呼吸ができず、浅い呼吸が染み付いてしまっている。
□普段の姿勢やマスク、さまざまなストレスによって呼吸が浅くなる!
□浅い呼吸は自律神経系だけでなく、免疫力の低下など体の不調の原因になりやすい!
といったお話でした!(詳しく知りたい方は前回記事をどうぞ!)
今回は、前回の記事の続きで、実際にどのように呼吸を正していけばよいのかを解説します!
目次
1.正しい呼吸ができているか!まずはここをチェック!
2.呼吸改善のエクササイズ3選!
1.正しい呼吸ができているか!まずはここをチェック!
まずは、ご自身が正しい呼吸ができているかチェックをしていきましょう!
1つ目のチェック方法は、呼吸の数を数えることです!
前回もお伝えしましたが、私たちは1分間に約20回呼吸をしています。
今はスマートフォンなどのアプリでもストップウォッチを使うことができるので、1分間にどれくらい呼吸をしているのかを確認してみましょう!
2つ目のチェック方法は、肋骨の開き具合を確認する方法です!
写真の矢印の部分をチェックします!
ちょうど「みぞおち」の部分ですね!
「みぞおち」の部分は左右の肋骨がちょうどぶつかる部分にあります!
この部分の肋骨の角度が90°(直角)になっている方は、正しい呼吸ができています!素晴らしいですね
逆に90°以上肋骨が開いてしまっている方(こちらの方が多いと思います)は、呼吸が浅くなっている可能性がすごく高いです...
みぞおちに近い部分の肋骨の角度は、いつでもチェックができるのでぜひ一度確認してみてください!
2.呼吸改善のエクササイズ3選!
さて、先ほどのチェックしてみて、呼吸の数が多かった、肋骨が開いていた、普段から疲れやすい・自律神経を整えていきたいなどなど
これらに当てはまる方はこれから紹介するエクササイズを行なってみてください!
1.首回りのストレッチ!
最初は首回りのストレッチから始めましょう!
呼吸が浅くなっている方は、首や肩の筋肉が硬くなっています!
首や肩の筋肉が硬くなってしまいことで、綺麗な呼吸を妨げてしまうので、まずはここからほぐすことをオススメします!
1)胸に手を当てがいながら首を上に伸ばす(写真左)
2)右手で左の鎖骨付近を押さえ、首を右斜め上に伸ばす(写真中央)
3)その状態からさらに首を横に捻っていく(写真右)
それぞれ、首が痛む、嫌な感じがする場合は痛みが出ない範囲で行いましょう!
動かすことがしんどい場合は、首や鎖骨周りをマッサージしてあげることもお勧めです!
2.背骨のストレッチ
続いて背骨のストレッチになります。
背骨も硬くなってしまうと肺の膨らみを邪魔してしまうので、この部分のストレッチも効果的です!
ヨガでいうと「キャット&カウ」というポーズになりますね!
1)腕が方の真下、膝が股関節の真下になるように四つん這いになります!(写真上部)
2)息を吸いながら胸を逸らしていき、(写真中央)
3)息を吐きながら背中を丸めていきましょう(写真下部)
呼吸を止めずに行うことがポイントです!
3.呼吸を意識した運動
最後に呼吸の運動になります!
1)仰向けに寝ましょう!両膝を軽く曲げることによって、より呼吸がしやすくなります!
2)両方の手をお腹の上に軽く当てがいましょう。
3)その状態のままで呼吸を行なっていきます。鼻から息を吸うときにお腹が膨らむことを意識しましょう。逆に、息を吐くときは口をカタカナの「ハ」の字にしてゆっくりと吐いていきます。
コツはなるべく力を入れずに呼吸をすることです!
息を吸ったり吐いたりするときに力をこめてしまうと、逆に肩や首の筋肉に負担がかかってしまいます!
脱力を意識して呼吸のエクササイズを実践してみてください!