12月期スペシャル講座〜映画のセリフ集クラス〜準備中 | School Life is Beautiful

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Hidemiです。

12月期オンリーのスペシャルタームで
私は~映画のセリフ集クラス~を開講します。

1966年生まれの私が学生時代に英語に夢中になってできたことと言えば
映画館へ行って、洋画を観ること。
そして、その洋画を観ている最中に、「あんなセリフ、覚えて言ってみたい!」
と思ったものを、映画のストーリーを追いながら、観ながら、
忘れないように、聞き取ったまま、何度も心の中で繰り返しつつ、
暗闇でノートに書きなぐること。

だってそれしか、すべはなかったのだから。

そうやって覚えたセリフを、寮に帰って、
友人とシェアしていた。

友人「~と言う映画でさ、リバサローン!リバサローン!ってずっと言っているシーンがあったの。」
私「ふんふん。」
友人「よーく調べたら、あれは、Leave us alone!だった(笑)」
私「あはは!なるほど!」

彼女は当時私が最下位の22Bというクラスにいたころ、
1番上の1Aというクラスに入っていて、
ほとんどのクラスメートが帰国子女のクラスにいた。

友人「日本語がよくわからない人たちもいっぱいいて、
   ~○○君は今日、
   「ねえ、”なきにしもあらず”ってさ、
    Maybe it's possible. ってこと?」とか聞いてくるの(笑)」
私「へ~」

そんな彼女が教えてくれる、聞くとためになるラジオ番組や、
雑誌、映画、数々の便利な表現、etc.は、今思うと、後々宝物のような情報となった。

当時「百万人の英語」という番組を深夜毎日聞いていて
録音しては、テープを何回も聞いた。

彼女は、ベストオブシリーズをテープで作って、
この「音の連結の説明、最高でしょ?」とか
「ああ、笑える!最高すぎる!」と言いながら、
英語講座ってこんな風に楽しむものなのか、と
本当に多くの技を伝授して頂いた。

お互い、19歳の寮生活の頃であった。
なんだか今思い出すと、それだけで、キラキラしていたような気がする。

その1年の寮生活の後、私は彼女ももちろん聞いていた
当時の「NHKラジオ英会話」講師、東後勝明先生がトークゲストで来るという記事を
「ぴあ」で見つけ、その開催場所であった「東京松本英語専門学校」に初めて足を運んだ。

その学校にあまりにも衝撃を受け、来年からここへ通いたい!と思ったのが
私の入学のきっかけだった。

その学校で、入学した頃に、生徒会の会長をしていた先輩が

「愛と青春の旅立ち」を公開後すぐに観て、

「あるシーンでさ、タトゥーを見て、その人を思い出す、ってとこがあるんだ。
 その女性は、こういう英語を言うんだ。」

"I think I recognize your tattoo."

 「字幕にはさ、見覚えがあるわ。。。って、書いてあったんだ。」

その先輩は、この映画が好きで、よく例に出して、いろんな場面の英語を教えてくれた。
私は1年生で、入ったばかりで、全然英語もできなくて、へーへー!としか言えなかった。

(校内は日本語禁止だったので、外で話した時だったように思う。)


時はすごく飛んで、

私が36、7の頃、
「フィニックス英語学院」へ、たまたま知り合った人が英語劇の発表があるというので、
観に行った時、

松本英語がなくなっていたことさえも知らず、フィニックスという学校になって
存続しているらしい、英語祭か、懐かしい、行ってみるか、と出向いた時、

窓口に行くと

男性が出て来て

"I think I recognize you....."

としょっぱなの一言。

なんとそれは、懐かしい、(後にMichi先生に大きな影響を与えた)中島先生だった。

中島先生とはそんなに接触はしたことがなかったけれど(石渡先生とも)
私はすぐさま

「Mr. Nagajima!」と叫んだ。


そのしょっぱなの英語が、さすが中島先生、映画で使われている、自然な英語で、
しかも、私の思い出に残っているセリフで、なんだかすごいな~って思って。


映画のセリフって、いいですよ、すごく。


昨夜、自分の持っているDVDのひとつ、PRETTY WOMANを久しぶりに観て、
いいセリフ、ないかな~と探してた中から、ひとつご紹介を。

でも、なんだかここまでの前フリが長くなったので、
明日へ続く( ̄▽+ ̄*)




Hidemi Nishiuchi