それは、簡単に説明するとこんな感じ。
ある経営者Aさんが独立の際に先輩経営者Bさんのお世話になった。AさんとBさんの取引が始まった。Aさんはその後成功した。成功したらAさんはBさんとの取引をやめて違う業者に移り変えてしまった。
という話し。
パッと話しを聞いた感じだと「Aはなんて酷い奴だ!」と思うんだけど、よくよく考えると自分も同じようなことをしたことがあった。
独立した際に融資をしてくれたC銀行を数年後にD銀行に借り換えをした過去がある。
商売をする際には、無駄な場所をカットして1円でも出費を少なくすることはとても大事。でも数字にばかり目がいって、実は省いたコスト以上の大事な何かを失っている可能性があることも注意しなければいけないんだと思う。全てにおいて合理性や効率をもとめればいいわけじゃないのかもしれない。
特に新潟という狭い地域の場合はみんな繋がっていることが多く悪いウワサは広がりやすい。
お金は大事、でも人との繋がりも大事。
「絶対人との繋がりの方が大事だよね!!」なんて綺麗事を言うつもりもない。
でも、できる限りこの2つを天秤にかけた時に、お金ではなく人との繋がりを選択できるような余裕のある経営を心がけたいと思う。