機内はガラガラだったので横になって寝ることができたものの、じゃあそれが快適かと言われればそうではない
何度も目を覚まし、無理に寝ようと思ってもなかなか寝れず
帰国しても二週間の自粛でゆっくり出来るから、起きて映画でも見るか
てことで、アナ雪2を見始めるも最後のいいところでタイムアウト
まあそのうち地上波でやるでしょう
予定通り5:05に到着するも、指示があるまで機内で待ちます
事前に仕入れた情報だと、ここでかなり待たされたとか
動画ではなく動画を見た人が書いた記事を読んだだけですが、果たしてどうなるか!?
待つ間、モニターにはこの動画が繰り返し流されました
搭乗した際に面白い動画だなと思って見てた機内安全ビデオの裏側ですね
待つこと10分くらいでしょうか、前方の人から順に降りるようアナウンスが
私は前方だったので、ささっと降りることができた
と言っても乗ってた人たちは全部で30人弱くらいでしょうか
機内を降りた瞬間、まとわりつく生ぬるい湿気に思わず怯む
この時間帯でこれってヤバイな…
先が思いやられます

本来なら出口の案内板に沿って歩くところですが、逆方向へ行くように言われる
本来なら今ごろはOlympicの熱気が冷めやらぬ頃だっただろうに
歩いていくと、スタッフが数人待っていて前の方から座るように言われる
そこで機内でもらった書類の確認
機内で書くように言われていたので、それが済んでいなければここで書くことになりそうです
私は機内で記載済みだったので、次へ行くように言われます
その際に手の消毒を促されますが、消毒液の出し方が分からず戸惑っていると、ペダルを足で踏んでくださいと言われる
一言そう言ってくれるとスムーズだと思うんだけどな

次の場所へ向かうのにどれだけ歩いただろうか
100mくらいは余裕で歩いたかな?
お次は唾液の採取
パーテーションで区切られて、正面には採取の仕方が書かれている
面白いことに、唾液を出そうと思うと出てこないのね
ふと前を見ると、壁にはレモンの写真が貼られていた
単なる景色の一部として見てたけど、これを見てイメージしろということか
そういうときに限って上手くイメージできないというアルアル

なんとか規定量採取して提出
ここでもアルコール消毒
今度はセンサータイプらしいが反応しない
スタッフに声をかけると、さっきの人が無理矢理押してたんですよねと不機嫌そうにブツブツ言いながら直してくれた
基本プッシュするもんだと思ってるからね、センサーならセンサーだと言わないと間違いなくやるよ
そこで消毒してくださいだけじゃなく、センサーなので手をかざしてくださいと一言付け加えるだけでかなり変わると思うんだけどな
自分の常識は他人の非常識
相手の立場にたって考えてみると、見えてくることって沢山あるよね
中は撮影禁止だったので外から
次の場所へ向けて歩いていく
すると、ちょうど日が上って来た
立ち止まって見ちゃうよね

いやはや、素敵な時間

お次の場所で最後らしい
人が少ないからか沢山のスタッフがこっち向いて立ってるからちょっと怖かった

席に案内され消毒を促される
ここはプッシュするタイプ
色んなパターンがあってややこしいね
書類の確認をして、自粛の間は保健所から毎日電話連絡、もしくはLINE登録したらLINEで連絡ができますとのことで、わたしはLINEを選択
同意書にサインした書類もここで提出
これで検査はすべて終わり
上の階にある待機スペースで結果が出るのを待ちます
上に上がると戻ることはできず、飲み物等を買う場所もないので、必要であればそこにある自動販売機で購入するように言われる
いっぱい歩いて喉カラカラ
ミネラル豊富と言われる麦茶を買って待機場所へ向かう
太陽か雲に隠れてて、またまた美しい光景を見ることができた

この先が待機場所
すでに数人待機していた
旦那ちゃんに迎えを頼んでいたのでLINEをするも既読にならないので電話すると寝ぼけた声で出た
慌てなくていいから迎えに来てくれと伝える
公共交通機関やタクシーは使えないので、迎えを頼むかレンタカーを手配しないといけないのだ
ここで待つこと約40分
自分の番号が呼ばれ、窓口へ
陰性と言われてホッと胸を撫で下ろす

二週間待機する場所の最終確認をされて検査は全て終了となる
この紙を見せないと入国検査が受けられないんだって
やっと出られるーと喜ぶも、遠い道のり
飛行機を降りてから入国まで、体力ない人にはなかなか辛い道のりじゃなかろうか
入国審査場はガラガラですよねー
日本のパスポートなら自動ゲート使えますと案内されたのでそっちへ行く
スタッフのおばさまが親切にやり方を教えてくれようとする
お節介が好きなタイプなんだろうな

入国審査が終わると手荷物の受け取り
スチュワーデスさんたちが全ての荷物をカートに乗せて待機してた
貴重品として預けていた段ボールもちゃんとカートに乗せてあったので受け取りに行かなくて済んだ
いちばん緊張する税関検査
スタッフさんも暇なこともあってた穏やかな感じ
荷物が大きかったので引っ越しですか?と聞かれるが、ある意味引っ越しか

パスポートをペラペラめくってるから、スタンプはないですよと伝える
今はどこも自動化だったり、窓口であったとしてもスタンプ押さなかったりするよね
現に出国するときは窓口だったけどスタンプ押されなかったもん
ICチップに情報は全て記載されてるしね
ドキドキだった入国は、何事もなくスムーズに終わることが出来ました
飛行機を降りてから出るまで2時間かからなかったですね
警備員のおばさんに道を尋ねたときに雑談
どうやら時間帯によっては、出てくるまで6時間とかかかるらしいです
今回は早朝ということもあって人が少なく、スムーズに進めたってことだ
てことは、日中ならかなり待つ覚悟が必要みたいですね
あと公共交通機関を使っちゃいけないと知らなくて、お兄ちゃんが途方にくれていたって話をしてくれました
彼は結局歩いて帰ったみたいって言ってたけど、羽田から歩いて帰れるの!?
むしろその方が問題な気がするんですけど…
タクシーダメってのもどうだかね

出口でハイヤーの予約された方ですか?とタクシー運転手に声かけられたけど、直接依頼してればOKなんかな
一人暮らしで友達もいなく、車の免許持ってない人はどうすることも出来ないもんね
ましてやペーパードライバーが都内で運転とか怖すぎる

旦那ちゃんが来るまでしばらく待機
TULLY'Sがあったのでアイスカフェラテ買って体の中から冷やす
紙ストロー初めて使ったけど使いづらいね
ふと荷物に目を向けると、そこには素敵なメッセージが

スチュワーデスさんたちも大変だろうにね
こういう心遣いがまた利用したいと思わせますよ

お陰さまで快適なフライトでした
ありがとうございます

さあ明日から二週間の自粛、ゴロゴロしすぎておかしくなりそうだな
