私立に通っているTは今週からスクールホリデーで学校が2週間お休みだそうで、本日も元気にやって来ました
そんなTと一緒にTerryさんから騎乗前にレクチャーを受ける
まずは騎座の確認
椅子に座ったTerryさんの膝に座り、坐骨の入れ換えなど
膝に座れって言われたとき一瞬躊躇してしまいましたが、恥ずかしがってる場合ではない

照れを隠しながら馬に股がる時のように膝に座る
すると、坐骨の当たりが弱いと言われる
坐骨が全然当たっていないと
座った瞬間にフワッと浮くらしい
もっと坐骨に力を入れろと言われたときに、お腹辺りに力が入っていることに気づく
恐らく、体重を乗せないようにと無意識に身体を持ち上げているっぽい
(座りにくいというのもあるけどね)
緊張したりして上体に力が入ると騎座が浮くっていうのはこういうことだわね

今どういう状態かというのを答えてくれるので、すーっごく分かりやすい

固めの椅子に座って自分で試すよりもより響くね
上下入れ替わり、Terryさんが見本をみせてくれたのですが、坐骨が当たって太ももがめちゃくちゃ痛い

それくらい強く使っているそう
今思えばさ、私の足、つま先立ちだったのよね
地面に足が着いているかどうかでも力のかけ具合って変わるんじゃね

二人は余裕で地面に足着いてた

足短いですがなにか?
二人より身長低いから仕方ないよね、ウン…
まあ、つま先立ちでもつま先に力を入れなければ坐骨は入るというのは分かった
この坐骨の負荷具合が正しいかどうかは別として、Terryさんが鞍にどのくらいの負荷をかけているかというのを体感できたのはかなり大きかった
トップライダーの人たちに同じようにやってみてもらいたいな
特に女性ライダー
男と女とでは骨盤の作りが違うから、そうなると坐骨の当たり方も違うんじゃないかな?と思ったりしてます
男性の方がより痛いような気がする
男性は楽に出来るけど女性は頑張らないといけないとか、その逆もしかり
根性論だけで済まされない何かがあるんじゃないかな?となんとなく思ってます
調べた結果大差ないとなるかもしれませんけどね
知ってるのと知らないのとじゃ大違いだと思うので、身体に詳しい人に聞いてみたいと思ってます
次に水を入れたバケツに手綱をつけて、外方手綱の重みを体感
どれだけ自分の手綱が軽いのか、ハッキリ自覚出来ました

軽い軽いと言われていたけど、こういうことか
あくまでも手で引っ張るのではなく、支える
馬がグッと前に持っていこうとしたときは手ではなく、腹筋と背筋と騎座で支える
手で支えていると、前が軽くなったときに引っ張ってしまう
しかし、腹筋と騎座で支えていると、前が軽くなっても手綱を引っ張ることはない
また、手で支えているときと腹筋と背筋と騎座で支えているときとでは、手で支えているときの方が引っ張られている感があるそうだ
手綱の先をTerryさんが持って感じたことを言ってくれた
また、水を減らしてこれだと軽すぎるという感覚や、逆に強く持ってもらいグランプリ馬によってはこれくらい重い馬もいると教えてくれた
トップライダーでムキムキの人がいるけど、そういうことなのね
腕がムキムキの人は腕で支えようとしているってことか?
この時の光景を写真に撮ろうか悩んで撮らなかったんだよなぁ
今更ながら悔やまれる

明日再現してみるか
頭では分かっていても、いつも手で支えているんですよね
支えるというより掴まってるが正しいかな

SallyやAtrasみたいに前が強い馬だと手では勝てないので腹筋と騎座で支えなきゃってなるんですが、Pollyみたいに前が軽くて繊細なタイプだとつい手で対応しようとしてしまう
だから上手くいかないんですよね

物凄く腑に落ちたレクチャーでした
これ、今後私も使わせてもらおう

その前にこの感覚をちゃんと自分のものにしなきゃだな
これらを踏まえて本日のPollyさん
右手前だと右坐骨が浮く傾向にあるので、そうならないよう右脚使うときは特に注意して
とにかく前に前に、馬銜に乗ってくるように脚を使う
反応が悪ければ鞭も使いながら
前を強く持ってバケツの重さを再現するのではなく、あくまでも馬が前に動いて馬銜に乗ってきてあの重さになるように
始めの内は苦戦するも、途中からいい感じで馬銜に乗ってきた
Pollyの動きも変わってきた
でもその動きに私がついていけない

そうなると身体が固くなってしまうので、頑張って弛める
内方脚を使って内方姿勢を取らせたときに、外方を緩めないように
外の支えがないと馬銜に乗れませんからね
かといって不必要に引っ張る必要はないですから
つい譲る癖があるので、それが出ないように心がける
だいぶ良くなってきましたね
どうしても重心が上に来てしまうので、しっかり下に落とせるように
所々馬が隙をついて逃げたりしてますが、あとはそれらを減らしていけば
重心が上に来ているのは自分でも分かってる
特に前半の乗り始めは身体が解れていないのでどうしても固さがある
ストレッチだけでは解すのは無理なんだろうね

乗る前に走ったら変わる?
全身を解すにはウォーキングの方がいいのか?
スローランニングもありかも??
あと上手くいかないときは余計な力が入って騎座が浮いちゃってるんだよね
特に駈歩
出だしはいいけど、ハマらないと動きにだんだんついていけなくなり力が入って浮き始める
そこで焦らず落ち着いて力を抜ければいいんだけど、なかなかに難しい
でもそれにちゃんと自分で気付けているって大きいよ
力抜かなきゃって自分にアドバイス出来るもん

あとはどんな状態になっても手で対処しないように
どうしてもスピードが上がると手で抑えよう(掴まろう)としがちなので、頑張って我慢だ

お次はAtras
今日は数回ごねられる
でもすぐに前に出た



鞭を使っても跳ねられることはなし
ささやかな抵抗って感じですかね
そういう隙を見せないようにしたいんだけど、なかなか難しいですね

ごねるときってほぼ右手前なんだよね
右手前の方が隙が出来てるってことかな

拳が強くなりすぎないよう、腹筋と背筋と騎座で支える
反撞がきつくて苦しいけど我慢
ハマってきたら脚と騎座の反応もすこぶる良くなる
Atrasはここに来るまでが色々と試されて大変だけど、分かりやすいから助かる
いいときでもしっかり脚を使って
楽をしたらすぐに元に戻ってしまい、戻すのに時間がかかるから、そうならないように脚はサボらない
隅角や回転から直線に入ったときの動きが足りない
もっと馬がスッと前に走っていけるように準備して
スッと前にいかれると反撞が高くてついていけなくなるんだよー

つい、ムリムリムリー(ヾノ・∀・`)って思って上体を固くしちゃうからついていけないんだよね
そんなときこそリラックスして弛まないとなのよね

無理って思うから出来ないのであって、やれば出来るんだよ
自分の脳ミソを騙そうぜ

今やってることってさ、馬術をやる上で当たり前のことなんだよね
だけど私はその当たり前を理解せずに誤魔化してずっと乗ってきちゃったから苦労してるんだよね
もしかしたら私に理解力がないだけで、先輩たちはちゃんと教えてくれていたのかもしれない
いや、きっと教わってないな

やっと迷路から抜けはじめて来たので楽しくなってきたぞー

あとは腰が治ればいいんだけどね
ヤバイ痛みではないけどまだ右腰に痛みがある
いや、これは十分ヤバイのか?
痛みなんて良くあることだから、ここら辺の考え方が麻痺しちゃってるんだよな

だから痛くならないための肉体改造なんだけどさ
昔は左腰に痛みが出ていたのだけど、身体のバランスが変わり、身体の使い方が変わったことで右腰に痛みが出るようになったのかな?と思ってます
今まで上手く使えなかった右脚を使うようになったから、今まで使われていなかった筋肉が悲鳴をあげた?
もう少し様子見て、Terryさんが毎月お世話になってるマッサージの方を試してみようかと思います
Kさんとは違うアプローチなので、症状によって使い分けたほうがいいような気がしてきた
明日Terryさんはサドルフィッティングで終日不在なので、自主練頑張るぞー
