骨は繋がっている(44.45鞍目) | うっちー@馬なり生活

うっちー@馬なり生活

NO HORSE, NO LIFE.
馬のことメインに日々の出来事を気の向くままに・・・
2019年4月16日よりゴールドコーストへ馬修行
2020年9月8日に帰国し、新たなステージへ!!

本日もSally
なんか凄く右に乗れていない気が
右手前の速歩が、どうしても腰内になって走る
内方脚を強く使えば内方姿勢をとって走るものの、脚が弱いのか左の座骨が強いのかすぐに戻ってしまうショボーン
左に乗ろうと心掛けることによって、今度は左に乗りすぎてるのかな?と思って右に乗ることを意識して乗る

左駈歩のときに右に乗ってますよと注意される
あれ?やり過ぎた?私の感覚がズレてた?えー?
左に乗る(左の座骨を感じる)を意識して駈歩継続すると馬の動きが変わってきた
やはり左に乗りすぎてるかも?くらいがちょうどいいのかな?
それでもまだシートがハマらない
そして姿勢を指摘される
胸が閉じて背中が丸くなり頭が前に落ちてるとのこと
馬を止めて(もしくは常歩しながら)話をしているときの姿勢は褒められる
(一番かっこ良く乗れてるとき笑い泣き)
常歩や停止は休めじゃないので常に意識してる
一番余裕が出来るときだしねウインク
けど、走ると崩れるのだえーん

もう一度駈歩で姿勢を意識しながら
胸を開いて頭が落ちないように…
すると、胸郭を開くことで胸椎と腰椎が動き、それに連動して骨盤が動いたびっくり
これこれ!!私が求めている骨盤のポジションキラキラ
するとシートのハマり具合が変わり、馬の動きも変化
上手くハマらない原因は私の上体のせいだったかショック

ここ最近上手くシートがハマらず骨盤の角度を気にするあまり、そこにしか意識を向けていなかった
そうなんだよ、身体は繋がってるんだよ!
問題の場所だけに目を向けたらダメなんだよ!!
痛みの要因と同じだよね
腰が痛いと言っても、要因は別の場所にあったり…
骨の繋がりをハッキリ認識できた瞬間でしたキラキラ

お次はCeres
姿勢を気にして常歩からしっかり歩かせる
脚に対しても反応いいし雰囲気は悪くない
しかし、速歩をするとイレギュラーが出る
ここ最近なくなってきてたのに、この日はひどい
軽速歩をすると減るけど、正反撞になるとイレギュラーだらけ
どうすればいいんだーえーん
あれやこれやと考えて色々と試すも上手くいかない
駈歩もハマりそうでハマらない
あえてゆっくりの駈歩をしてみたらなんとなく手の内に入ったような感じ
で、そこからペースを上げてみるも上手くいかない
一度常歩にして落ち着いて歩いてみる
すると、どうですか?と聞かれる
噛み合わないですショボーン
ですよね
迷子になっているのかなと思って見ていて、声をかけようかとも思ったのですが、そうすると余計混乱するかと思って黙って見てたんですよね
今の状態でハーフホルト入れても余計に上手くいかなくなると思います

途中ゆっくりの駈歩をしていましたよね
先日馬が前進気勢が強くなってくると言ってたからそれでゆっくり走らせてるのかな?と思ってみていたのですが、多少持っていかれたとしてもそこは我慢した方がいいと思います
そうしないとそのゆっくりの駈歩から抜け出せなくなってしまいますよね

上手くいかないからあれこれと試そうとしているのでしょうが、その選択肢が多すぎるんです
だから馬が混乱してきてしまう
もっとシンプルに、この姿勢を崩さないで乗るとか拳は絶対にこの位置とか明確にやってみた方がいいです
それで私から何か指摘されたら試してみればいい

ああ、確かにあれやこれやと試しまくってる…
考えすぎてワケわからなくなってるんだなショボーン

初心に戻り、姿勢や拳の位置等を気にしながら常歩をしたあと再度速歩
やはりイレギュラーになる
いっそのこと前をもっと楽にしてしまえ
もっとシンプルにしてみる
頭を上から引っ張られるように伸ばすと腹筋が苦しい
あ…、今までやってるつもりでサボってた
すると騎座が少し軽くなった
手綱を楽にしているのもあってか少しイレギュラーが減った
ああ、騎座で推そう推そうとしていくうちに使い方を間違っていたのね

噛み合わなかった歯車が少しハマった気がする
なんとなく得られた所でやめて続きは次回

最近の2頭を見てて思うのが、Sallyはとてもシンプルじゃないですか
Ceresはスイッチがありすぎるんですよね
Sallyだとだんだん掴んできている感じがあるのですが、それぞれ乗るときに何か変えてますか?
うーん、特別変えてるつもりはないものの、Ceresは脚に対する反応がいいので脚が強すぎるのかな?と思って控えてみてます

Ceresは軽いようで重いです
(いい状態に持っていくためにはしっかり推さないといけない)
前にも言いましたが、軽い馬だからこそ脚を使わないとダメなんですよ

先日それで持っていかれぎみになったから、すっかりその事が頭から抜けて脚をそーっと使おうとしてた
だから余計に拳に掴まっちゃうんだろうな…
この日はどうしても肘と肩が動かず馬の動きに合わせることが出来なかった
柔らかく使おう、緩めようと思うのに出来ない
だから馬銜に当たってイレギュラーな歩様になっていたのかなうーん
ふうむ、馬に乗りながら意識しないといけないことがたくさんあるぞーおーっ!あせる
でもそれらを意識出来ないことにはこの壁からは抜け出せないのだろうな

始めの頃は色々と指摘されることで姿勢とか拳の位置とか常に意識して乗っていた
その頃に比べると明らかに色々と崩れてるショボーン
やることが増えてきてあまり指摘もされなかったので疎かにしていたんだな
やってるつもりになってた
だからどんどん迷子になっていて以前出来ていたことが出来なくなったりぐすん

だからか悪い癖が出て来はじめたのは気付いていた
上手くいかないと姿勢が崩れたり、拳でどうにかしようと下に押さえ付けるように使ったり引っ張ったり
どうにか誤魔化そうと悪い癖がモリモリ出てくるんですよね
長年その悪い癖で乗ってきているので、その悪い癖で乗っていた頃の感覚が強すぎるのですショボーン

悪い姿勢の中でいい感覚を得られたとしても、結局どこかでボロが出る
だからいい姿勢の状態で感覚を覚えてもらいたいんですよ
私も同じ道を通ってきました
若い頃は拳でゴチャゴチャやって来たから気持ちは分かります
でもそれでは馬は良くならない
道具や拳で頭を下げさせようとするのではなく、拳は静かに待ってあげる

馬がまとまってないといい姿勢で乗れない自分がいるのですが、それではダメだということですね
楽なほうに逃げないようグッと我慢します
あと馬の形に捕らわれない
これが一番根強いですね
意識改革頑張らなければいけません
スマホをやるときの姿勢が悪いのは気づいてたものの、ついつい丸くなり胸郭が閉じていました
日頃から自分の姿勢を意識してはいましたが、もっと頑張ろうグー

午後にサドルフィッティングが入っていたので今回も同行
せめて鞍が合うかどうかくらいは見れるようになりたいと言ったこともあり、同行するのが当たり前になりました
(前まではどうしますか?と聞かれてた)

途中のPAでのひとこま
ごっついトラックがいっぱいキラキラ
そして一番左のトラックの兄ちゃんがフライドポテトを投げるもんだから鳥が集まってきた
オーストラリアクロトキ(英語だとオーストラリアン・ホワイト・アイビス Australian White Ibis)とカモメ?

今回はお隣の州、New South Walesへ入りました
牧場時代の先輩が住んでいる州です
といっても州自体が広すぎるので、ファームから先輩の住む場所まで車で18時間とか…
一人で運転でなんて絶対に行けないわ滝汗

今回の場所は車で1時間ちょい
今週末の競技会はNew South Walesで行われるそうで今からドキドキワクワクキラキラ

道中、整体の日程をずらしてもらえないかと日本から電話がかかってきて対応してました
幸いなんとかできる場所だったようです
(移動が大変になるようですが…)
日程を組むにあたって、競技シーズンだったりクラブの定休日だったりと日程調整はかなり大変そうでした
限られた日数のなかで長距離移動しなければいけないので、細かい要求には応えられないのですよねショボーン
それでも今回の巡業(約2週間)では500頭以上診るそうです
ちなみにダニエル(整体師でロバートの息子さん)はこっちに帰国したら2日で300頭診ないといけないそうびっくり
オーストラリアと日本とでは仕事量が違いすぎます
この数字を見ただけで、稼ぐために日本に行ってる訳じゃないってのが良くわかる
日本に来てくれるのはTerryさんとの信頼関係があるからこそですな
有難いキラキラ

今回伺った所も素敵な場所でした
サドルフィッティングに行ったものの、なんの問題もなし
オーナーさんは鞍が前にズレるということで声をかけてきたのですが、鞍がズレているわけではなく馬がちょっと詰まった立ち方をするので鞍が前にズレているように見えるだけだよとアドバイスしていました

今までで一番スムーズに終わりましたニコニコ
夕飼いはFがつけてくれるということで焦らずゆっくり寄り道して帰りましたとさ車DASH!